感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

「棟梁」と呼ばれる大工職人がいた時代の家づくりの再現

2015-01-07 22:45:22 | 家づくり職人物語
昨日の天気とは打って変わって晴天で迎えた本日の岡山・倉敷。

昨日に引き続き美作市での薪ストーブ工事現場には岡山市北区撫川の建築板金、三宅板金さんの職人さんたちが向って屋根仕舞い。

急な勾配の屋根ではありますが工事を完了させて送られてきた写真はさすがお見事。

常に丁寧な施工を行う業者さんだけに本当に頼りになる彼らにはいつも助けられています。

さて、倉敷市中畝のシャッター改造工事現場では「しんちゃん」が間仕切り壁の基礎工事を朝から着々と行ってくれています。

明日からは基礎工事の養生期間を設け、二階の窓の取替えを先行させていただきますので宜しくお願いします。

こちらの現場に立ち会った後は倉敷市玉島の住宅リノベーション工事現場まで移動。

外部では「まっちゃん」、「小野くん」が外構工事の最終段階に差し掛かり枕木を用いて簡単な塀と駐車場に枕木を埋め込んでくれています。

コンクリートやブロック以外にも今回、用いた枕木や鉄など上手に使っていく事で他とはちょっと違う雰囲気の良いお庭や車庫周りが演出できるのは素材の力でもありますから。

現場には他にも網戸の取付や社内検査で上がった場所の手直しなど、多くの業種の職人さんたちが出入りするこちらの現場もいよいよお引渡し目前。

様々なドラマがあったこちらの家づくりの現場ではありますが、最後はお客さんが喜んでくれる事が何より私たちの望みでもあり、最後まで気を抜かずに取り組まねばと気が引き締ります。

さて窓や建具などもですが、水道、電気など一通り使える事を確認するのはお引渡し前の重要な仕事。

写真はこちらの現場で掘りごたつの最終チェックを行う「小野くん」。

今回の工事を最初から最後まで責任を持って懸命に取り組んでくれた本現場の大工棟梁でもある彼が竣工を目前に何を想い、何を感じているのか?

一般的な大工職だと、基本的には基礎工事が終わり、仕上げ工事の手前で現場を離れるのが一般的で、こうして現場の最終まで立ち会うことは殆どありません。

しかし、当社の「家づくり」では現場棟梁が最初から最後まで現場に関わる事で一貫した管理体制を取っています。

こうする事で得られるメリットは非常に多く、此れは外注の大工さんには頼めない自社大工の在籍する工務店の特権でもあります。

現在は設計、現場管理、施工、営業と業務が分散される事が多い建築業界ではありますが・・・

私たちは敢えて昔ながらの本当の大工棟梁がいた頃の「大工がつくる家づくり」を続けていきたいと考えています。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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