感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

手間を惜しまず、名を惜しむ・・・そんな職人さんが育つ環境つくり

2018-03-21 20:00:11 | 家づくり職人物語
週明けから降り続く雨も今日で3日目・・・

さすがに現場作業の方にも影響が出始めておりますが、それでもお天道さまには勝てないと諦めて待つことに徹している本日。

それでも屋内での工事は着実に進行しているようで担当してくれている職人さんたちには感謝、感謝。

そんな中、お世話になっているゼネコンさんより依頼されて会社の隣に併設している木材加工場で作業するのは「まっちゃん」、「川上さん」の二名の大工さん。

今回は倉敷の某美術館で使用する木材加工品の製作に奮闘しておりますが・・・

通常は木材を真っすぐに仕上げる事の多い建築、そのため会社に設置している木材加工の機械もその手のものばかり。

しかしながら、今回は設計者の意図で半円形の溝を木材に掘るという難解な仕事。

機械での作業ができない為に手間のかかる仕事となっておりますが、それでも彼らは色々と知恵を絞って手間を減らすように工夫しながら作業をしてくれていました。

数も一個や二個でないために時間はかかりますが、彼らなら無事にやり遂げてくれるのだろうと期待しています。

昨日、外部足場が組み立てられた岡山市南区西市での住宅リノベーション工事現場の方には今日から大工の「ひろちゃん」たちが戻って解体工事の続きを行ってくれております。

工事車両の駐車場所に限りがある現場ともあり関連業者さんたちとも連携を取りながら進めている此方の現場。

ご近隣の方にご迷惑をかけないように関わる全ての人がそうして「あたりまえ」の配慮をしてくれるように後方からフォローしていくのも私の仕事のひとつ。

過ごしてきた過程や仕事をしてきた環境に依って「あたりまえ」は実は人によってまちまち。

そのため、私たちの思う「あたりまえ」をキチンと伝えることが先ずは何よりも大切なことだと現場が進行している内は常にその辺りにも目を配る必要があるようです。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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