感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

隣の人に負けない事で広がる未来が在ることを知る

2013-08-08 21:36:34 | 林俊文の想い
今日も真夏の太陽が全力で照りつけ少し屋外で作業をするだけで全身から汗が流れる気温ですが、「まっちゃん」、「信くん」組は某ゼネコンさんの工事で倉敷市内の幼稚園の増築現場で作業を続けてくれています。

取り敢えず今日で区切りを付けようと彼らも頑張ってくれています。様で、私も負けてはいられません。

「しんちゃん」、「小野くん」も早朝から真庭市北房での古民家改修現場でキッチンの組立て作業に全力で取り組んでくれている様子。

こうした彼らの活躍に私も負けてはいられません。

仲間は「仲良しこよし」と言うのは幼い頃までの考え方、現在の教育方法の為か何なのかは解りませんが、人間と言えども動物、何処まで行っても私たちは常に喰うか喰われるかの世の中で共存している事を忘れてしまっては・・・

ライバル会社に勝とう、目指す会社に追いつけとか・・・そんな遠くや自分を見る前に、実は隣に座る同僚に負けない事が第一。

かと言って他人を蹴落とす様なやり方は言語道断、日本人の信念の拠り所としている武士道に反するもの。

ならどうするか?と考えれば・・・

隣の大工さんが8時間仕事をする人なら、その人に勝とうと思う自分は9時間以上仕事をするしかないのはあたり前。

決して労働を強要するつもりは在りませんが、隣の彼が自分以上に仕事をしていれば、その内に追い越されるのは火を見るより明らかな事。

物が溢れ豊かに成った現代の日本人には、こうしたハングリー精神が欠けているように思うのは私だけではない筈。

お互いの仕事ぶりに刺激を受け、お互いに「負けまい」と行動する事で共に成長する事ができれば共に新しい未来を切り開けれる、本当の仲間だと感じます。

私も今日は倉敷市大内から連島、そして真庭市北房と現場を駆け回った一日。

夏期休暇も近い事もあり、この週末はあちらこちらの現場の区切りという事もあるだけに皆の協力を得て無事に休暇を満喫できるようにと取り組まねば・・・

さて、写真は壁紙も貼られ照明器具の取付が進む真庭市北房での古民家改修現場。

玄関ホールに吊られた「まん丸」の照明器具は担当の電気屋さん一押しの照明。

実は私もこの変に飾らない「まん丸」の形がお気に入り。

色々な現場で提案はしてますが、採用される確率は僅かなのは私の美的感覚のズレなのかも・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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