感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

立ち止まっていては何も変わらない

2014-11-18 23:59:59 | モノづくり挑戦物語
朝からバタバタとした本日。

昨日、急遽SOSを受けて対応させていただいているのは倉敷市玉島の某寺院さんでのトイレ床工事。

こちらには朝から大工の「まっちゃん」が向い工事に取り組んでくれています。

取りあえず午後からは内装仕上の業者さんにバトンタッチとなる予定に午前中でと懸命に工事に取り組んでくれた彼には感謝。

大工の「しんちゃん」も今日は朝から自身が担当している業者さんの工事に取り組んでくれていますが、ここ最近は三歩進んで二歩下がる地道な時期に差し掛かっている様で・・・

本人にも色々と悩む事もあるようです。

しかし、悩みや苦悩は前進するから生まれる感情、諦めなければきっと乗り越えれる筈と今は傍から応援するくらいしか私にはできません。

手を貸すのは簡単ですが、それでは何の解決にもならないのは上記の事に限った話ではないだけに今は彼自身の成長を待つのがベストな選択だと信じます。

このブログでは「仲間」と表現する事が多い、当社のスタッフや協力業者の職人さんたち。

私が使う「仲間」と言うのは、幼い頃のお手て繋いで仲良しこよしの仲間ではなく、ひとつのモノをつくり上げる為の「パートナー」との意味合いが大きいのです。

其れは互いが互いを必要だと思える事が何より前提。

つまり個々の能力が一定のレベルに達さねば、手放しで仲間とはいえない関係でもある厳しい基準があるのはプロという世界で仕事をする上では当然の事。

「モノづくり」、「家づくり」を共に行う仲間として常に高いレベルを目指すのはお客様の為でもあり、自分たち自身の為でもあるのです。

ここ数年、常に前進をモットーとしてきた当社の「モノづくり」、「家づくり」の根本に習えば、共に仕事に励む彼らのレベルアップも欠かせないのはひとつのチームとして考えれば「当たり前」の事なのかも。

野球やサッカー、バレーボールなどのプロ競技の世界から比べれば、まだまだ個々の基準は緩い建築という世界ではありますが・・・

見据える未来と其処にたどり着く為の道のりを考えれば、自分たちが行動せねば生き残れないのは社会という輪の中での話だけでなく自然界の摂理でもあるのかも知れません。

その目指す未来が正解なのか?反対に不正解なのか?は「今」は誰にも解かりませんが・・・

立ち止まっていては何も変わらない所か衰退への手招きだと、常に前進し続けて行かねばと気持ちを引き締めます。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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コメント
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