感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

その場所で決められたルールの中で最高のパフォーマンスを・・・

2014-11-13 23:59:59 | モノづくり挑戦物語
風が強く、屋外は寒い一日になった岡山・倉敷。

そんな一日ではありましたが「はやしの家づくり」は今日も順調に進んでいる様子。

材料が届いた本日は大工の「まっちゃん」、「小野くん」は昨日に引き続き倉敷市玉島黒崎での大工工事に取り組んでくれています。

出来れば午前中で工事に区切りを付けたいと頑張る二人の大工さん。

その努力の甲斐もあり、午後からは各々の担当する現場や加工場での木材加工の作業に励んでくれた一日。

私も朝一番で急ぎの事務仕事を済ませた後に岡山市北区田益の屋根塗装工事現場へ向かいます。

今日は風が強いこともあり、塗料の飛散が心配の種。

万が一にでもお隣などへご迷惑をおかけしてしまう様なことがあっては成らないので現場の状況を確認しておくのは必要なこと。

そんな心配を他所に塗装屋さんも今日の強風に普段以上に気をつけて作業してくれてます。

お隣などにご迷惑をおかけする事は施工店に限らず、其処に暮らすお客さんにとってもご迷惑をおかけしてしまう場合もあるので本当に注意せねば成らない所。

今回の塗料の飛散はもちろん、長時間の路上への駐車、大声を出しての作業などは持っての外。

他にも現場内での長時間の電話や、若手に仕事を覚えさせる為だとは思いますが乱暴な言葉づかい、明らかに可笑しな容姿などなど。

幾ら腕の良い職人さんでも、上記の様な事が理解できない人だと、「暮らす人の為を思っての作業」であろうとも、其れは単なる一方的な想いの押し付けになってしまう事もあるのです。

こうした一般的なルールや常識の中で「良い仕事をする事」が、当たり前にできて初めて一人前の職人。

まだまだ昔ながら「良い仕事をすれば良い」との考え方の職人さんも多い業界ではありますが・・・

言葉だけでなく、本当にお客さんを想い「家づくり」をお届けする事の誠意を、家作りに携わるひとりひとりの職人さんが持つことは必須事項になりそうですね。

さて、写真は本日の屋根塗装の施工状態、明日は塗装工事前に外した太陽光パネルの復旧作業に雨どいの取り付けと現場の方は着々と進行する予定。

何かとドタバタとする毎日ではありますが、私も気付かずについつい行ってしまっている外れた常識が無いかと自分自身を見返してみなければ・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へにほんブログ村 -->