感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

倉敷市大内で美容サロンさんの駐車場改修工事スタート

2014-03-31 22:58:17 | 店舗改修・改装工事物語
週明けの月曜日は三月の最終日。

明日から四月という事もあり、慌ただしく動く世間も今年は消費税の増税の事も加わり例年以上の慌ただしさ。

道行く人の多さに戸惑いながらも、流れてくる情報だけに左右されず自分の意思をしっかりと持つ事は忘れては成らない事。

こうした時に起こる、「買い溜め」の現象。ついつい不要な物まで買い溜めしてしまったりするケースもあり、其れを促す情報の少なさには驚きます。

大抵が生活必需品といえば高額なモノが少なく、余り大きく税率に左右されるものが少ないもの。

反対に其れほど生活に必要なくても高額だから消費税前までに買っておこうと買ったものの中に不要なモノが紛れてはいませんか?

急激な増加の裏には必ず、其れ相応の減少があるのが万物の常。半年、一年、三年と長いスパンで見据えなければ最良な結果を得ることは難しいもの。

売り手側も増税を謳い文句に販売を促す店舗なども多く見ましたが、この後に待ち受ける消費の落ち込みへの対応を忘れては成りません。

個人的な意見としては先半年ほどは問題ないのでしょうが、今年の夏以降はその反動を受ける店舗や企業もでてきそうな雰囲気が見受けられるのは些か心配な所。

売り手側も増税でのリスクがあるのと同時に、消費者側にも同じ様なリスクが存在するのも表裏一体の万物の常。

そうした中で企業とは一ヶ月、一年の売上で永久を約束されるものでは決して無いこと。

30年、50年、100年と、様々な時に対応しながら長きに渡り、多くの人へ代金と引き換えに「商品」を通して、便利さ、豊かさ、安心などを届ける事が本来の姿の筈だと考えているから。

「売って終わり」、「買って終わり」の関係では、互いに其処から真の幸せを見出す事は決してできないのだと今日も一日を過ごすのです。

今朝も大工さんたちは其々の担当する現場へ出動していく中、私は「小野くん」と一緒に今日からスタートする倉敷市大内での美容サロンさんの駐車場、アプローチなどの改修工事現場へ向かいます。

今日は古いカーポートを撤去する作業がメイン、鋼管と波トタンでつくった建屋ですがこの建物も思い返せば思い出深いもので、4~5年ほど前に、こちらの店舗を新築させてもらう際に荷物置き場として、庭の解体工事を行った造園屋さんが作ったもの。

この小屋をテントで覆い、荷物を保管していた頃に行った工事も今では昔話。

其れでも途切れる事なくお声をかけてくださる、オーナーさんの為にも今回も新しい思い出になるべく工事に取り組んで参ります。

明日からは外構屋さんも現場に入り本格的に工事を進めて参りますので宜しくお願いします。

さて、現場の方は「小野くん」に任せ午後から私は会社でデスクワーク。

今日も多くの工事依頼に新しい工事計画などたくさんの人から「家づくり」、「ものづくり」の依頼や相談があったことに感謝しつつ、進行中の現場や今月から始まる工事物件の段取りなど行います。

一気に詰まる今週のスケジュールですが、上手に時間を使いひとりでも多くの方に「家づくりから始まる感動としあわせ」をお届けできるよう淡々と自分の出来ることをやり続けねば・・・

そう思い続けたデスクワークも今夜はそろそろ店終い。

月曜日から日付が変わる残業をすると一週間、体力が持たない事が先週くらいから解り始めたのはささやかな成長かもね。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へにほんブログ村