山の頂から

やさしい風

驚き・桃の樹・桜に雪

2010-04-17 09:13:03 | Weblog
 足の痙攣の余りの痛さに目が覚めた。
身の置き所の無い程に痛い。何とも仕様がないので床に立った。
時計を見ると午前一時。
最近、度々こういった痙攣を経験する。
恐らく自分は心筋梗塞で死ぬに違いないと思う。

 痛みがやっと収まってベッドに腰をおろし窓を見て驚いた。
屋根が真っ白。やっぱり雪になったのだ。
昨夜は起きていられない程の眠気に襲われ、
早々と10時前に就寝。その時は霙だった。
帰宅の遅い娘を案じつつ、それでも眠気には勝てなかった。

 で、今朝は5時前に起きて朝風呂に浸かりモモと散歩に出た。
水分の多い雪がコッコと降り続いていた。
随神門で一礼して一歩階段を踏んだ途端、ドサッとひと固まりの雪。
門の屋根は急斜に出来ているので雪が積もると滑り落ちるのだ。
危うく難は逃れたが眼前を見て唖然とした。
両脇の杉や<椿の大木、桜の大枝が倒れ石段を塞いでいる。
やっとの思いで通り抜けると杉林の奥で生木の折れる音を数回聞く。

 季節外れの大雪は水分を多く含み、
咲き競う花々を押しつぶし木々を痛めつけている。
大曲駐車場に出て更に驚いた。
見事な花を付けた大振りの枝が折れて転がっているではないか!!
涙が出そうなくらい悔しく感じた。
そして家を目の前にしたカーブに差し掛かり、
行く時には何でもなかった道に杉の倒木。車は通行できない。
僅かの時間に酷い現状に出くわした。

 いったいこの現象は何なのか!?
桜に雪などと浮かれる気持には到底なれない。
カッとした太陽とクッキリした青空が心から恋しい。

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