活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

講座の振り返り(25年4月18日(木)NPO法人すくすくにて)

2013-04-21 | 日記
当ブログをご覧頂きありがとうございます。尾串光康でございます。

早速ですが、NPO法人すくすくでの講座「自立とは」が終了しました。

内容的には決して「聴きやすい」内容では無いようなタイトルではありましたが、NPO法人すくすくの利用者はもちろん、私が代表であるNPO法人ひまわりの会の利用者や、地域の療育機関に貼ってあったポスターなどをご覧頂き、お越しいただいた方もいらしたとのことでした。

今回の講座のポスターは、前回の講座に引き続いて、近隣の園、学校や地域の療育機関、保健センター、診療所や、銀行までにも貼っていただいたとのことでした。

お越しいただいた方、ご協力いただいた皆様へ御礼申し上げます。

そして、下に貼る画像が講座に関する画像です。



参加者が来る前の写真です。普段はこのスペースで預かりを行っています(個別療育・音楽教室・相談は別室で行っています)。



これが私です。この場面は講座の後半の初めの部分だったかと思います。


この画像の著作権は、私とNPO法人すくすくのものであり、いかなる場合を持ってもこの画像の無断転載を厳禁とします。


今回講座にあたって配布した資料の総数、なんと27ページです。27ページを2時間で行うには、非常に大変で、時間との闘いでしたが(後半の部分で「時間が無い」と連呼してしまいました・・・)、本当は後10ページは追加したい内容がありました・・・。

その意味でも講座は非常に大変です。本当に伝えたい内容のみを伝え、細かい部分を省いていかなければならないのです。
伝えたいことをピックアップして、いかにそれをわかりやすく伝えるのかが、講師にとって最も重要な1つであるでしょう。

また、特に私のように臨床をメインとしている人間には、より一層大変であると思えるかと思います。

なぜなら、本当に子どもに合った対応を説明するためには、必ず問診をとらねばなりません。
しかし、それは叶いませんので、その意味でも、聴いていただいている方がより分かりやすいように資料を作って、話をする、そこが講座を行うにあたって大切なことと考えています。

しかし、もちろん講座にも意味は非常にありますよ。

なぜなら、例えば、すでに療育を受けている場合でも、特に私共が担当しているお子さんの保護者の方が聴いた場合でも、療育の時間の中では、そのお子さんの話をメインとするわけで、その対応の根底にある法則の説明をする時間よりも、お子さんに合わせたハウトゥーが重視されます。講座では、数々の技法の「根底」の説明が重視されるのですから、今後の助言が保護者の方にとって非常に浸透しやすくなります(これは、これまでの経験上でも確信している部分です)。

また、資料を見ながら、話を同時に聴くことができ、その話は資料を、事例などを用いてより細かく伝えるものですから、いわゆる「読み間違い」がなく、資料に書かれている大切な部分がより一層分かりやすくなります。

上記の意味においても、特に臨床家が足りない今日、講座は療育の普及の意味でも、非常に重要かと考えています。


次の私の講座は、NPO法人ひまわりの会で開催します。

すでに講座の参加者募集は締め切りとなり、本格的な準備の真っ最中です。

ひまわりの会で行う講座は連続的なものです。伝えたいことをより細かく話していくために、連続での講座も良いものです。

また、徹夜の日々が続きますが、気候の変化が著しいため、体調管理にも、より気をつけていかねばなりません。

皆様も、御身体ご自愛くださいませ。

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