活動の日々

自閉症スペクトラム関連を中心とした、対外的な活動を綴っていきます。

社会福祉法人設立の意味は~個人的感情を多く書いてしまっていますが~

2020-10-26 | てんとうむしの取り組み
当ブログをご覧いただきありがとうございます。尾串光康です。


以前「社会福祉法人設立を目指して」という記事を記載しましたが、障害福祉課の方との面談が間近になりました。
社会福祉法人設立を志願し、まだ1回目なので、その要件等は、「川崎市が平成30年に発行した社会福祉法人設立の手引き」を確認するのと、社会福祉法人設立を専門にしている先生のホームページ等を見るしか情報が無く、具体的にてんとうむしが今後何を行っていけば良いかはわかるはずもなく、緊張感もやはりあります。

が、当日は顧問行政書士・私・側近でお伺いすることになるので、皆の力を勇気に…と言うところですかね(笑)。

しかし、社会福祉法人設立のためには、私が今知りえている情報の限りでは、非常にお金がかかります。そのお金も、寄付という扱いになりますので、その金額が利子付きで戻ってくるようなこともありません。あくまでも働いた対価のみしかお金は入らないのです。しかし、様々な専門家を評議員に迎えますし、一社や株式会社のような自由度も少なくなります。
と言っても、会社にはそれぞれの縛りはあります。ありますが、一番大変なのは資金集めが全て寄付になるということです。その額は実質1000万円、もしくはそれ以上になります。

それでも、社会福祉法人にしたいのです。平成26.7年を最後に、東京やその周辺では新規設立に至らないという話を聞きました(間違っていたらすみません)。その理由もよく理解できます。それでも、社会福祉法人設立を目標にする理由は、後世に安定的に続いていく法人を作るということです。
後世と言うのは、私が死んだ後です。
イメージとして、株式会社等では、株式上場していない限り、理事会の規模も小さく、かなり個人の采配によって方針を決めることができます。委託事業ですから、当然国・市の縛りがありますが、利用者の利用は会社の方針とのほうが密接なつながりがあるわけです。すなわち、会社の方向性に利用者は当然左右されるわけですが、それが社長個人の考え方が強すぎるのでは、子ども達の将来の生活の場と言う意味では、やはり好ましくないように感じます。

例えばデイサービス、それぞれ特色がありますし、実際にてんとうむしの特色も私の影響が色濃く出ていると思います。「療育」という意味ではそれは良い方向に働いていくと考えています。
しかし、子どもがそこで50年は生活できる場所を作るという意味では、個人の考え方が色濃く出てしまうのは、色々心配事も出てくるというものです。難しい話だと思いますがわかりますかね?何より法人と共に生きている私が心配なのです。

まあ、例えば私に子どもがいて、障がいを持っているとすれば、小さいころからしっかり療育してくれて、大人になっても受け入れてくれて、そして、「その時の責任者や代表が死んだ後でも(子どものほうが死ぬのが遅いですから)安定した基盤をもつ法人こそ絶大な信頼をもって子どもを任せることができると考えたからです。


個人の考え方が色濃く出ない、普遍的な施設、なぜそれを作りたいのか、それは、今の教え子を、わけわからないグループホームや地方に飛ばしたくない、ただそれだけです。

こう記載すると、格好つけているとか言われそうですが(笑)、私はやるからには優勝してトロフィーが欲しい。エゴかもしれませんが、最強の名前が欲しい。教え子とその親から最強と言われたい、格好良い自分でありたいということです。そこを極めるということが、私の生きる信条そのものです。それができないでは、高級スーツを身に着けても、高級時計を身に着けていても、私は虚しいと感じるだけ。
教え子と親から格好良く映るのであれば、誰から見ても格好良いはずですもんね。そう信じています。

まあ、他人のことはどうでも良いです。私がそう思っているだけですし、この生き方を職員含めて押し付けようとするわけではありません。ただ、後世に残す法人を作った人たちは、すべからくこの気持ちがあったと信じます。
やるべきことを本当にやり切って、人に尊敬されて死にたいということです。

さて、面談の最終準備をしよう。モテモテウハウハになるために…冗談です(笑)。




今週はこの辺で。


それでは、また来週に。




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