ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

こんぴらの里 碁石

2021-11-17 | 新潟の風景
今回の「Gatsugi」シリーズは全3回予定で、今回は2回目となります。
新コロのおかげで、ちょっとしたマイクロツーリズム的に見知らぬ土地を歩いています。

JR勝木駅で降りたら、歩いて以前から興味があった地域へ足を踏み入れてみることにしていました

地域の入り口にある看板。
「こんぴらの里 碁石」

国道7号を諸事情により何往復もしている我が家、国道7号沿いにも同様の看板があって、
いつだったかドライブついでに「ちょっと行ってみていい?」と、車で入ってみたのですが、
狭い道で対向車もあり、海まで行ったものの、車での散策は困難だろうと、すぐに撤退したのです。
春に勝木駅で降りた時に、碁石方面への案内看板を見つけ、
こっちからなら歩いて行けるのか、と、次に来た時には行ってみたい候補にあげていました。

「山北町」とありますが、市町村合併前の地名で、現在は村上市となっています。


碁石海岸です。
夏季には海水浴場となるようですが、今年は開設されなかったようです。

奥に見えるのが、金毘羅岩ということで、それで「こんぴらの里」なのでしょうか。


波打ち際からは、水底が見える透明度で、さすが山北の海と言えます。


金毘羅岩近くです。


金毘羅岩。
鳥居と小さな祠のようなものがあり、それがおそらく金毘羅様なのでしょうが、
ちょうど鳥居のそばでくつろいでいる人たちがいたため、接近は断念。

このあたりはキャンプ場としても利用可能なようです。


金毘羅岩の先の岩場には釣り人がいて、渡し船が迎えに来ていました。


「こんぴらの松」
「明治初期、四国のこんぴら参りの際に集落の人が松の種を持ち帰り育てたものとして伝えられています」
「碁石集落の愛称が「こんぴらの里」であり、」「浜辺のシンボルとして「こんぴらの松」と名付けました」
(案内看板より抜粋)

金毘羅岩の前に、この「こんぴらの松」を見たので、ああ、それで「こんぴらの里」なのかと思いましたが、
案内看板によるとこの松が植えられる以前からここは「こんぴらの里」であったことになります。
ということは、金毘羅岩が先にあって、集落の人が金毘羅参りに行って、松の種を持ってきたんですね。
じゃあ、金毘羅様はいつここにきたんでしょう。
この記事を書く前にさらっと検索してみたのですが、そこにはたどり着けず。


廃船。


廃船を利用したまさに船小屋。


JRの鉄橋の下を流れる川との間に、車道の橋を通すというすごい道です。
もちろん、車1台が通れる幅しかありません。




昔からの漁村という感じですね。
細い路地裏なんかは雰囲気がありますが、カメラを持って民家の裏をウロウロしているのは、
不審人物でしかないので、歩くだけにしておきました。
オサレなレストランもあるようです。


碁石というのは、
「碁石のような石がたくさんある」とか、
「以前は碁石に使う石を拾った」とか、
諸説ある様ですが、これもまた俺の検索能力では真相にたどり着けませんでした。


海水浴シーズンでもないですし、(むしろ冬)
とても静かでいい感じでした。夏は混むんだろうなぁ。
そして高い駐車料金を払わされるんだろうなぁ。

しばらくボーっと海を見ていましたが、
そろそろ次に行くかと、勝木駅に戻ることにしました。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


コメント
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