ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

北紀行 冬

2020-02-11 | AnotherNL

妻の実家へ行ってきました。
暖冬の今シーズン、これなら冬の東北路も楽に行けるだろうな、と思ったのですが、なぜ狙いすましたように寒波が襲来するのでしょうか……

以前は、妻に会いに行くことを「北紀行」と呼んでいましたが、今後は帰省が「北紀行」ということになりそうです。
帰省することがメインなので、写真を撮り歩く機会は少ないと思われますが、それでもカメラを置いていくことができず、中望遠単焦点をメインレンズと決め、サブ機に標準ズームを持って行きました。


初日だけは気持ちよく晴れてくれて、気持ちのいいドライブになりました。
道の駅で休憩を挟みながら、ゆっくりと北上していきます。どこかに立ち寄っていると、到着するのが何時になるのかわからんのもあると思いますが。


鳥海山は山頂は雲に隠れていましたが、雄大な姿を見ることが出来ました。

山形県を通過し、秋田県を縦断し、大館市に着いた頃、予報通り空から雪が降ってきました。いつもは休憩込み9時間の道のりが、1時間短縮されたことからも、順調なドライブだったと言えるでしょう。
翌日は薄く積雪。
こちらも先日まではまったく雪がなかったとのこと。まるで我々が雪を運んできたようで、なんだか申し訳ない。


新潟へ戻る日、天気が悪いんだろうと覚悟していたら、予想外に宿の外が明るい。早めにチェックアウトして写真を撮りにフラフラ行きたいなと思いつつ、朝からのんびりと温泉に浸かり、結局、普通にチェックアウト。
実家にお泊りの妻から連絡がくるまでフリータイムです。どこへ行こうかとウロウロしていたのですが、気が付けば広がっていた青空が無い!

「アメッコ市」前だったので、あちこちで枝アメを見ることができました。


行ったことのなかった「鳥潟会館」というところへ。

こういう時、写真趣味っていいですよね。あまり土地勘のないところでも、ひとりで放っておいても「キレイなところないかなー」とウロウロ歩き回って、時間つぶしができるのですもの。退屈はしません。いい趣味を持ったとひとりニヤリとする。

雪景色ならきれいかなと立ち寄ってみたのですが、冬季は庭園は非公開なのだそうです。
しかも、入り口から玄関先まで歩いていくまでに、雪はどんどんと本降りへ。有料らしいので玄関前でUターンしました。
うーん、困ったなと思っているところで、妻から声がかかりました。


いやいや、これから新潟に帰らなくてはいけないのに、だいぶ雪が強くなってきてしまいました。


雪の五城目街道は、時折、ホワイトアウトありでノロノロ運転。往路のラクラクとは大違いの復路になってしまいました。
こういうこともあるかもしれないけど、真冬に一度行ってみるか?という企画から始まったのですが、実際にこうなると集中力総動員で、非常に疲れました。でもまぁ以前と違って、交代で運転ができるので、だいぶ助かりましたね。


大変だったのは山間部のみで、五城目街道を抜けて秋田市に入り、そこからの海岸線は、時折、雪がチラつくものの、運転に支障があるほどのことはなく、無事に新潟に帰ってくることができました。
往路は順調で8時間で着きましたが、復路は10時間。間をとるとやはり9時間の道のりということになるようです。

しっかし、ホント、ここまでの暖冬は何だったのだ?と言いたくて、実際何度も言った「北紀行」でした。

【α6500】+【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


コメント
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