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【京都幕間旅情】阪急6300系電車,紅葉はじまる嵐山線での活躍と京都本線からの洛西西山への観光輸送

2023-11-25 07:01:26 | コラム
■阪急6300系電車
 特急車時代の機能的なクロスシートは取り払われましたがいまでも6300系はその風格を保っている。

 阪急6300系、京とれいん6300系引退後は貴重な6300系となりました。京都市内のオーバーツーリズム、タクシー乗り場、という文字を読めない外国人の方が駅前タクシー乗り場よりも改札に近い入口で強引に停めて、本来の乗り場では逆に乗れないという状況も。

 京都市バスはかなりと云いますか特に京都駅バスターミナル発着バスの混雑が凄い事になっていまして、またJR東海が新幹線で、JR西日本が京都駅で市バスよりも地下鉄の利用を呼び掛けている為、烏丸線の混雑もだんだんと凄い事になり、山陰線の混雑度も徐々に。

 嵐山方面ならば阪急線はまだ、輸送力に余裕があるのだけれども、イオンモール桂のところで東海道本線と阪急線の連絡が難しいのかなあ、とちょっと思ってしまいます、何とか誘導できれば、少なくとも洛西方面へのオーバーツーリズムはある程度解消できるのだが。

 桂川と洛西口とか、その中間にあるイオンモール桂が大阪の阪神とJR環状線とかを結ぶ商店街のような役割を果たしてくれれば、とも思うのだけれど、これはこれで難しいのか。大山崎と山崎駅は本当に近いのだけれども、特急も新快速も通過し乗り換え客はすくない。

 京都本線が地下鉄四条駅と阪急烏丸駅の連絡ですので、これもわかり難いのでしょうかねえ。しかも京都本線から嵐山線に乗り換える手間はあります、けれども洛西地域へは阪急本線の方が行きやすかったりする、逆に西山三山などの古刹の混雑はまだそれほどでも。

 オーバーツーリズムというのは、特にこの2023年は観光客が戻ってきたと言われた2022年と比較しても、なかなか厳しい状況なのですが、現状を見ていますと誘導方法や観光インフラの追加整備などを行わない京都市側にも問題があるように思えてくるのですよね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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