■自衛隊関連行事
今週末は行事なしですが、国際観艦式が挙行されるという嬉しい発表が海上自衛隊よりありましたので本日は懐かしい自衛隊観艦式の写真とともに最新の情報を。
防衛省は2022年度自衛隊記念日行事として、11月に国際観艦式の挙行を発表しました。これは2002年の海上自衛隊創設50周年記念国際観艦式以来史上二度目の国際観艦式となります。前回の国際観艦式では羽田沖に米ロはじめ各国の艦艇が並び、当時の小泉首相は観閲艦しらね艦上から随伴艦とともに観閲しました、20年ぶりの国際観艦式、楽しみです。
しかし、先ずはコロナ対策、自衛隊記念日行事は2020年航空観閲式も2021年中央観閲式も、共に入間基地所在部隊のみの実施や朝霞駐屯地所在部隊のみの極めて縮小した規模の実施に留まっています。第六波のオミクロン株以降、致命的な変異株さえ出現しなければ、長いパンデミックからエンデミックとなります、その為にも感染を終息させる必要がある。
COVID-19はまだわかっていない事の方が多い、とは研究者の方がよく分析の際して用いる表現ですが、アメリカPBS2月1日付報道に、軽症や無症状であっても後遺症が出る症例が多数報告されている、こう警鐘を鳴らしまして、ワクチン接種さえしていれば気管挿管や体外肺機能装置などを装着する重症化リスク低下だけに注目する危険性を示しました。
オミクロン株について。NHK2月2日付報道では、国立感染症研究所のデータとして症状には、66.6%に発熱、41.6%に咳、22.5%に倦怠感、21.1%に頭痛、12.9%に咳以外の呼吸器症状、2.7%に吐き気や嘔吐、2.3%に下痢、0.8%に味覚障害や嗅覚障害、こうした症例が報告されています。一方で血中酸素濃度急激低下やサイトカイン炎症などは稀という朗報も。
世代時間、これは感染してから発症し周りに感染させるまでの所要時間を示すものですが、これは前に流行したデルタ株では約五日間となっていましたが、オミクロン株では二日間となっており、これが急激な感染拡大に影響したとも分析があります。重症化率は低いものの、感染者数の分母が多いものですから比率は低くとも絶対数は多くなるとしています。
病床使用率を見ますと2月1日時点、大阪は最悪で69%、沖縄も67%と厳しい状況が続き、東京も50.7%となっていまして、また一日当たりの死者数ではデルタ株流行時の2021年9月8日で89名という数字がありましたが、2月1日の死者数は70名となっており、じりじりと死者数は昨年最悪期に近づいている事が分ります。社会を維持するにはどうするか。
コロナ後遺症は自覚が無い場合でも六カ月から九カ月間社会生活に影響する、これはオックスフォード大学研究を伝える2022年1月19日付のロイター通信記事によるもので、LONG-COVIDと呼ばれる長期にわたる後遺症を分析したもの。集中力に影響を与える認知的な問題や物忘れ、注意持続能力の非感染者と比較しても大幅な低下がみられたという。
オックスフォード大学の研究では注目すべき点として、後遺症の自覚が無い感染者についても、記憶力と認知力を試す試験を実施したところ、完治後六ヶ月から九カ月までは顕著な影響がみられた、としています。六ヶ月間ではエピソード記憶と呼ばれる過去の経験を回顧する能力、九カ月間が注意持続能力に顕著な影響があり、慢性的に持続していた、と。
社会を維持するには、感染により教育や労働市場から療養患者が切り離される事を回避するには、感染防止が何より必要であり、また、日本国内では“感染は自己責任”という風潮が色濃く残り、後遺症を治療する事への遠慮や自覚の無い潜在後遺症への配慮不足があるように思います、感染者が全国的に増加しているからこそ、考える命題といえましょう。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
今週末は行事なしですが、国際観艦式が挙行されるという嬉しい発表が海上自衛隊よりありましたので本日は懐かしい自衛隊観艦式の写真とともに最新の情報を。
防衛省は2022年度自衛隊記念日行事として、11月に国際観艦式の挙行を発表しました。これは2002年の海上自衛隊創設50周年記念国際観艦式以来史上二度目の国際観艦式となります。前回の国際観艦式では羽田沖に米ロはじめ各国の艦艇が並び、当時の小泉首相は観閲艦しらね艦上から随伴艦とともに観閲しました、20年ぶりの国際観艦式、楽しみです。
しかし、先ずはコロナ対策、自衛隊記念日行事は2020年航空観閲式も2021年中央観閲式も、共に入間基地所在部隊のみの実施や朝霞駐屯地所在部隊のみの極めて縮小した規模の実施に留まっています。第六波のオミクロン株以降、致命的な変異株さえ出現しなければ、長いパンデミックからエンデミックとなります、その為にも感染を終息させる必要がある。
COVID-19はまだわかっていない事の方が多い、とは研究者の方がよく分析の際して用いる表現ですが、アメリカPBS2月1日付報道に、軽症や無症状であっても後遺症が出る症例が多数報告されている、こう警鐘を鳴らしまして、ワクチン接種さえしていれば気管挿管や体外肺機能装置などを装着する重症化リスク低下だけに注目する危険性を示しました。
オミクロン株について。NHK2月2日付報道では、国立感染症研究所のデータとして症状には、66.6%に発熱、41.6%に咳、22.5%に倦怠感、21.1%に頭痛、12.9%に咳以外の呼吸器症状、2.7%に吐き気や嘔吐、2.3%に下痢、0.8%に味覚障害や嗅覚障害、こうした症例が報告されています。一方で血中酸素濃度急激低下やサイトカイン炎症などは稀という朗報も。
世代時間、これは感染してから発症し周りに感染させるまでの所要時間を示すものですが、これは前に流行したデルタ株では約五日間となっていましたが、オミクロン株では二日間となっており、これが急激な感染拡大に影響したとも分析があります。重症化率は低いものの、感染者数の分母が多いものですから比率は低くとも絶対数は多くなるとしています。
病床使用率を見ますと2月1日時点、大阪は最悪で69%、沖縄も67%と厳しい状況が続き、東京も50.7%となっていまして、また一日当たりの死者数ではデルタ株流行時の2021年9月8日で89名という数字がありましたが、2月1日の死者数は70名となっており、じりじりと死者数は昨年最悪期に近づいている事が分ります。社会を維持するにはどうするか。
コロナ後遺症は自覚が無い場合でも六カ月から九カ月間社会生活に影響する、これはオックスフォード大学研究を伝える2022年1月19日付のロイター通信記事によるもので、LONG-COVIDと呼ばれる長期にわたる後遺症を分析したもの。集中力に影響を与える認知的な問題や物忘れ、注意持続能力の非感染者と比較しても大幅な低下がみられたという。
オックスフォード大学の研究では注目すべき点として、後遺症の自覚が無い感染者についても、記憶力と認知力を試す試験を実施したところ、完治後六ヶ月から九カ月までは顕著な影響がみられた、としています。六ヶ月間ではエピソード記憶と呼ばれる過去の経験を回顧する能力、九カ月間が注意持続能力に顕著な影響があり、慢性的に持続していた、と。
社会を維持するには、感染により教育や労働市場から療養患者が切り離される事を回避するには、感染防止が何より必要であり、また、日本国内では“感染は自己責任”という風潮が色濃く残り、後遺症を治療する事への遠慮や自覚の無い潜在後遺症への配慮不足があるように思います、感染者が全国的に増加しているからこそ、考える命題といえましょう。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関