中 野 晴 生 Diary

photographer harubowのつぶやき
日々の出会ったこと、感じたことを綴っていきます。

撮影姿勢

2011-07-29 06:30:26 | ひとりごと

=7/28=撮影姿勢。北上のビジネスホテルにて、5:20起床。昨晩は、相変わらずひとり旅のなか、居酒屋で初対面の地元民と遅くまで楽しんだ。今日は、大阪までの帰りの時間を陸中一宮の駒形神社に伺う。レンタカーで着くころには、愚図ついていた天候も回復して陽が差し込んできた。隣が幼稚園で、あちらも着いたばかりあろう園児たちの声が響き渡るなかを参拝させていただく。2礼2拍手1礼。その後、神域の撮影をさせていただく。このところ神宮を含めての神社撮影で思うのである。3年間の連載「湖沼の伝説」で、身をもって学んだことの大きかったことをである。それは、フイルムが8インチ×10インチを用いる大型カメラを抱え、ほとんどひとりで山々を駆け回った時期である。山間の湖沼が多く、日の出から日没までを誰来ることない湖畔で過ごす時間は、自然を目の前に自分自身のあまりにも小さい存在であるかを感じるのに充分であった。自然のなかに包まれていると、こう撮影しよう、いやこう撮影しようなどは到底通じなく考えなくなる。三脚を置いてカメラをセットしてシャッターを押す行為は、何かに導かれることであったと思っている。神社の撮影にも、同じことを感じるようになった今日この頃である。そして写真の仕上がりの良さは、技術は当然のことで心を磨くことから出来上がってくると思う。被写体に、真正面から心清くして立ちたいと精進している。神恩感謝。晴