中 野 晴 生 Diary

photographer harubowのつぶやき
日々の出会ったこと、感じたことを綴っていきます。

恩愛之絆

2010-09-10 01:34:42 | ひとりごと
=9/9=恩愛之絆。5:30AM起床、少しひんやりする室温に、すっきりと目を覚ます。しおんさん、コメントありがとうございます。「タレ」のご質問ですが。伊勢うどんには、通常のうどんと違って汁、ラーメンのスープと言ったものが、わたしたちは「タレ」とよびます。少量で白いうどんの麺で隠れているのが通常で、食べる時にかき混ぜます。「タレ」が真黒で、初めて食べる方は、そこで驚いてちょっと引いてしまいます。真黒ですが、けっして辛くなくどちらかというとほんのり甘い感触です。どのように作るかですが、まず伊勢のたまり醤油がメインになります。たまり醤油なるものを調べると、「普通のこいくち醤油は大豆と小麦が半々ですが、たまり醤油は大豆のみで作り、うまみ成分が多く味が濃い」と出てきます。東海三県が、主産地であると思います。わたしは、刺身を食べる時にも使います。小さい時の母親の姿を思い浮かべると、、、当時は、各家庭でも作っていたのかもしれませんが、とにかくいろんなことに自分で工夫してわたしたち子供に食べさせてもらったことが思い出されます。たまり醤油を出し汁でわっていき、味醂とか砂糖も入れていたかもしれません。だし汁は、鰹ですが花鰹でなく色が黒っぽく厚かったと思います。干ししいたけの戻し汁を入れたりと、いろんなことをしていたと思います。見ているのが好きで楽しかったのですが、しかりと聞いておけば良かったと思います。これではダメだと、久しぶりに「ちとせ」にうどんを食べに行ってまいりました。写真は、海老入り伊勢うどん定食です。海老の衣が、タレとからんで美味。タレの量が多すぎる、もう少し濃い味が良いなぁと、、、完食。少し変わったかなと思いながら、「タレはどのように作るのですか」と訊ねてみました。「たまりに出し汁で作ります」、わたし「出し汁は、どのようなものからとるのですか」、「母親が作っているので、分かりません」とのお話でした。ごちそうさまと手を合わせて、店前の箕曲中松原神社にお参りして帰ってまいりました。みなさま、未知との遭遇、どうぞ異文化への食感を試してみてください。しおんさん、しっかりとお答えできなかったですが、こんど母親が夢の中に出てきたら、まず感謝の言葉を言ってから作り方をメモしておきます。晴