人生は歩いた事のない道を歩き続けます。
その道中
一人ではありません
家族だったり友人だったり会社の仲間だったり
色んな人と歩みます。
でもこの道
しょっちゅう別れ道があります。
歩いた事がない道ですから
皆どちらが正しいかは、はっきりとは分かりません
ですから
右に行く人もいれば左に行く人もいる
そして行く道が別れれば
一緒に歩く事はできません。
この繰り返しが人生です。
私自身もここまで生きてこれましたが
大きな転換期には
100%の自信があってこの道を選んだ訳ではありません。
先は分からないのにこの道を選んだだけです。
ですから
なんとか生きてはこれましたが
この道が一番良い道だったかどうかは分かりません
他の道の方が良かったのかもしれないし
あるいは最悪の道だったのかも知れません。
こんな感じで私は
自分の選んだ道にすら100%正しかったとは言えない訳ですから
他人の選ぶ道に至っては
それが正しいかどうか?
なんて到底分かりません。
私にアドバイスを求められても
一般論でああだこうだとは言いますが
どの道が正しいかなんてとても言えない訳です。
が
世の中
私のような人間と違い
他人の人生に
まるで確実な道があるかの如く口をはさむ人がいますよね
特に自分の人生が上手く行ってると思ってる人たちは
自信過剰になり
若い人たちに自分の生き方を押し付けようとします
まあ押し付けられてそのまま取り入れる方も問題ですが
自分が生きてきて上手く行ったからと言って
それを人に押し付ける事はかなり愚かですよね。
結婚を親に反対されて
そして諦めて
結果一生結婚できなかった人を何人も知っています
反対した親は後悔するだけですが
反対されて親の言う道を歩んだ子供は
取り返しのない人生です。
子供に厳し過ぎる親がいます。
愛情に表われですから悪いとは言い切れませんが
後悔する確率が高いですね
子供をまるでロボットかなんかのように操る
そんな感じで育てると
大体孤独な人生が待っています。
自分は子供のためを思って厳しく育てたのに
子供も自分も淋しい人生を送る
そんな感じです。
小さい子供を恐怖でしつけても
成長すれば
心に染みついた親への恐怖心から
距離を置くようになるか
あるいは
誰かの指示なくしては生きられない
そんな感じになります。
私自身は
そんな感じで
自分の子供ですら極力その道には口を挟まないようにしてきました。
ましてや
他人であれば
絶対に断言はしません。
それぞれ
自分の進みたい道を歩めば良いのです。
そして
その道の先に満足できれば喜べば良いし
厳しい道であれば
自分で選んだ事で納得すればよいのです。
強制されて進めば
上手く行っても自分の満足感はありませんし
悲惨な道であれば
誰かを恨む事になります。
これが人生です
ただし
違う道を歩めば
もう永遠に会う事は無いかも知れません
少なくともその覚悟は必要でしょう。