我々の世代は知恵が足りない
次の世代はもっと知恵があろう
と言って
尖閣問題を棚上げにして日中の国交正常化成し遂げた鄧小平
今にして思うと全く逆ですね
知恵があったのは実は鄧小平で
今の世代の人は知恵が無い
そんな風にも思います。
いまだに尖閣では毎日中国と日本の緊張が続いてますが
そうなったのは
鄧小平の改革開放路線で中国が豊かになったからですよね。
貧しい内は中国は日本に太刀打ちできない
だからまず問題を棚上げして
日本を凌ぐ力をつけてから次の世代に
尖閣にチャレンジしてもらいたい
結果から見れば
これが鄧小平の本音だったのだと思います
中国は本当にすごい指導者に恵まれたと思いますよね。
鄧小平の先見の明で
中国は隣国との領土問題を
力で解決する事ができる
この確信を今の指導者は持つようになったのです。
ただ
今の指導者が鄧小平のように知恵があれば良いですがね
知恵がないと
悲惨な事になる
そんな可能性もありますから
そろそろ中国も自重
これを考えてもらいたいと強く思います。
ただこの先送り
私たちの日々の生活でも大変有効ですよね
私は
プライベートでも仕事でも
相手が熱くなってくれば
一旦話を切り上げます
冷静さを失ってる人間にいくら話しても
動物と変わりませんからムダ
そう思ってますから
あえて時間を置くのです
お互い熱くなれば
もしかしたら暴力沙汰になったかも知れないような激しい案件でも
これができれば
悲惨な事にはなりません。
ただ
これ注意しなければいけないのは
問題を先送りしても
それだけで解決する訳ではありませんよね
今の尖閣問題と同じで
いつか解決する必要が出てきます。
ですから
時間を稼ぐのは
解決に有効だからそうする訳で
逆に問題がこじれるようだと
早めに火消しをする
そんなケースもあります。
最近社員から相談がありましたが
あるブローカーさんが関わってる売買案件
これ
昔からブローカーは問題を先延ばしにして
とにかく契約にこぎつける
そんな本能を持っています。
ですから
ブローカーのペースで契約すると
後から大きなトラブルになります。
私自身若い頃は本当にこれで苦しみました
ですから
今はそんな人種は原則的に相手にしませんし
どうしても契約する時には
こちらの話を相手がはぐらかしても
それに流される事はありません
不明点はとことん追求します。
ブローカーの世界は
曖昧さで成り立ってますから
私のような追求型は毛嫌いされます。
ですから
しつこく追及すると
もうそんなに面倒臭い事言うならこの契約は止めだ
と言ってくる事が良くあります。
そんな場合でも
大体はったりですから
私が
分かりました止めましょう
と言うと
相手は狼狽します。
狼狽して訳の分からない事を言ったりします。
今まで黙ってたけどおれは○○組の舎弟
だとかなんとか
まぁめんどくさいですよね。
こんな人たちを相手にするくらいなら
頼まれても契約なんてしたくありません。
ですから
私は今でも
ブローカー系の契約には厳しいのです
ブローカーに限らず
問題先送りは
人間関係の維持には大切ですが
不動産の契約に関して言えば
絶対に許されないのです
特に今の時代は・・
だからブローカーは絶滅寸前なんです。