駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

寛容な人間に人は集まり 不寛容な人間から人は去る

2018年02月17日 | 人生一般

アメリカの高校でまた銃の乱射事件ですね。 
 
17人もの生徒が亡くなったようです。 
 
アメリカの全土では今年に入ったばかりなのに 
 
すでに18件目だそうですから 
 
つくづく日本は安全 
 
そんな風に思いますね。 
 
しかし日本でも 
 
おととしは相模原市の障害者施設で19人もの入所者が殺害され 
 
昨年は座間市で9人もの自殺願望者を殺害した 
 
何て大きな事件が立て続けにありましたが 
 
いずれも当社の営業地域であり 
 
本当に驚きましたね 
 
と同時に 
 
一人で殺害した人の数としては 
 
日本の犯罪史上1位と2位を占めるかも知れないこの大量殺人事件 
 
どうして同じ地域で同じ時期に起ったのか? 
 
まぁ単なる偶然と言ってしまえばそうかも知れませんが 
 
しかし私は 
 
今の時代の特有の事情 
 
これが影響してるように思えてなりません。 
 
この犯罪を犯した二人は 
 
多分相手を人間として認識してない 
 
そんな心理があるように思います 
 
相模原の被害者は障害者 
 
座間の殺された人達はは自殺願望者 
 
そんな人達を殺しても罪悪感より 
 
何か社会に必要でない物をきれいに掃除した 
 
そんな風に考えてるように思えてなりません。 
 
そして 
 
これが今の時代特有の現象だと思うのは 
 
殺人にまでいかなくても 
 
例えばyoutubeで見ると 
 
差別団体が 
 
“○○人を殺して東京湾に投げ捨てろ” 
 
みたいな言葉を大声で発して集団で行進してるシーンがあります。 
 
私がこれまで生きて来て最近になって初めて目にするようになりました。 
 
大変見苦しく日本人として恥ずかしくなりますが 
 
これが時代の変化によって起った 
 
そんな風に思えてならないのです。 
 
障害者や自殺願望者 
 
あるいは在日外国人をゴミ扱いする人達 
 
多分そんな人格が形成されるのは 
 
多様な人間と接する機会を失って育つからですよね。 
 
昔は 
 
障害者も在日外国人も身近にいて 
 
それと接して成長していきますから 
 
皆人間であると言う事は感覚的に理解できたはずです。 
 
ところが 
 
今は地域社会とのつながりが希薄になっていますし 
 
施設も充実していますから 
 
そんな人達と接する機会が無く成長してしまい 
 
結果 
 
異質な者を排除する圧力が強くなってしまった 
 
そんな事だろうと思います。 
 
言い方を変えれば 
 
経済的豊かさは 
 
不寛容な人間を大量に生み出す 
 
って事だろうと思います。 
 
この今の時代の流れ 
 
これは悪い傾向ですから 
 
一人一人意識して 
 
自分の中にある偏狭な心 
 
これは排除した方が良いですね。 
 
どうしてそう思うかと言うと 
 
不寛容な人間は 
 
障害者や外国人を排除してるつもりが 
 
排除されるのは自分自身になるからです。 
 
私たち人間は 
 
集団の秩序を守らない人達 
 
これを排除すると言う本能を持っていますが 
 
過剰に人を排除する気持が強いと 
 
逆にその人が排除対象になってしまうのです。 
 
ゴルフでもたまにいますよね。 
 
あの人と回るのはいやだとかなんとか 
 
そんな話しばかりしてると 
 
結局その人が誰からも誘われなくなります。 
 
私たちの仕事では 
 
アパートの入居者で 
 
やたら他の人の事に文句ばかり言う人 
 
たまにいます。 
 
夜遅く帰って来るとか 
 
彼女を部屋に入れたとか 
 
とにかく年から年中そんな事ばかり言ってる人が住んでると 
 
他の入居者が出て行きますから 
 
最後は大家さんからその人に 
 
“出て言って下さい” 
 
って話しになります。 
 
そんな訳で 
 
私たち人間の集団は 
 
ルールを守らないのと同じ位に 
 
不寛容な人に対しても 
 
排除圧力が働くって事です。 
 
この事を理解すれば 
 
自分は間違ってないのに 
 
なぜか人生が上手く行かなくなる人 
 
一気に道か開けるかもしれませんよ。 
 
寛容な人には人が集まり 
 
不寛容な人からは人が去ってく 
 
これは人間社会を支配する原理だって事です。 
 
 
 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする