駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

空港は大好きな空間

2015年06月12日 | プライベート

今日はこれから羽田に行ってきます。 
 
私が飛行機に乗る訳ではありません 
 
お客様を迎えに行くのです。 
 
私は何度も飛行機に乗ってますが 
 
空港はいつ行ってもワクワクしますね。 
 
私が大好きな空間です。 
 
しかし信じられない話しですが 
 
私の知り合いは空港が大嫌いだそうです。 
 
その男は一年のほとんどを海外で仕事してますが 
 
仕事で行く海外は苦痛 
 
そんな話をしていました。 
 
日本から離れる淋しさ 
 
なんとなく分かりますね 
 
私は空港は好きですが 
 
沖縄から東京に戻る時の那覇空港は好きではありませんからね 
 
また厳しい現実に戻るのかと思うと 
 
重苦しい気持ちになります。 
 
私が最初に上京した頃は 
 
飛行機は高すぎて一般の人は乗れませんでしたね 
 
沖縄からの定期航路の船が本土へ渡る手段でした 
 
那覇の桟橋で見る客船 
 
デカかったですね。 
 
こんな大きな船に乗って東京へ行く喜び 
 
多分今の比ではなかったですね。 
 
ところがこの大きな船 
 
本当に不思議ですが 
 
港を離れると急に小さくなるんですよ 
 
もちろん実際に小さくなる訳ではありません 
 
私達の感覚が180度変わるのです。 
 
どうしてそうなるかと言うと 
 
沖に出たら 
 
船=世界になるからです。 
 
生活のすべてが船の中で行われますので 
 
小さく感じる訳です。 
 
そうなるとワクワクして乗った船 
 
これが苦痛の空間になりますね 
 
東京まで2泊3日ですが 
 
私は本当に長く感じました。 
 
元来退屈が苦手な性格です。 
 
何もする事がなく 
 
狭い船内での3日間はまるで刑務所と一緒って事です。 
 
しかしこれも私はそうでしたが 
 
人によっては船が大好きでいつまでいても飽きない 
 
なんて人もたくさんいましたね。 
 
大体世界一周クルーズなんてのは何か月も船で過ごす訳ですからね 
 
私には信じられませんが 
 
それに大金を払う人もいる訳です。 
 
実際私達の仕事をしていると 
 
人間はインドア型と 
 
私のようにアウドドア型 
 
この二つに明確に分れる事が分ります。 
 
私は休みの日でも家の中に半日もいられませんが 
 
世の中には 
 
半日どころか何年も家から出ない 
 
なんて人もたくさんいます。 
 
私にはその気持ちが分かりませんが 
 
逆にそんな方達は私の気持ちが分からないと思います。 
 
私は大金を出して自宅を建てましたが 
 
ほとんど家にはいませんから 
 
家族も時々言います 
 
何のために家を建てたの? 
 
って 
 
そう言われると私もよく分かりませんね 
 
私にとって家は 
 
風呂と寝るのが大半の目的ですからね 
 
別に大きな家である必要もない訳です。 
 
それと今憧れてる生活は 
 
ヤンバルの山奥に小さな家を買って 
 
自給自足生活ですからね 
 
大半の人が苦痛で逃げ出した家に 
 
私は住みたがってる訳です。 
 
これも多分理解できない人が多いと思いますが 
 
しかし人間の嗜好は多様ですからね 
 
綺麗に着飾って高級レストランで高いワインを飲みながら食事 
 
なんてのが憧れって人もいるでしょうし 
 
そんな空間が大嫌いな私みたいな人間もいる訳です。 
 
ただ大嫌いだと言えるのは 
 
それを散々体験したから言える訳で 
 
もしかしたら体験しなければ憧れてかも知れません 
 
その意味では 
 
何でも経験しなきゃ分からないって事でもある訳です。 
 
そうやって考えると 
 
人生は憧れと 
 
それを体験する事による失望 
 
この繰り返しかも知れませんね 
 
私自身 
 
サラリーマンだった頃は 
 
社長って言葉に憧れましたが 
 
驚いた事に 
 
自分がそう呼ばれるようになったら 
 
たった半月で飽きましたからね 
 
今は逆にそう呼ばれるのが苦痛でもあります 
 
社員が大声で 
 
”社長“ 
 
なんて言うと 
 
叱られてるようでドキッとします。 
 
そうやって色々体験して 
 
この歳まで来ると 
 
もう憧れもあまりありませんが 
 
唯一 
 
すべてのしがらみから解放される自給自足 
 
これが残った訳です 
 
が 
 
これも怪しいですね 
 
実際に体験すると 
 
これまた3日で飽きるかもしれません 
 
それではまだまだ残ってる人生 
 
困りますよね 
 
ですから 
 
延び延びになってますが 
 
それはそれで良いのかな 
 
なんて思ったりしてる訳です。 
 
では 
 
ちょっくら羽田まで行って参ります 

コメント
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