人間の性格を表す言葉
大きく二つに分かれますね
ほめ言葉とけなす言葉
で、ほめ言葉
心が広い、温厚、洞察力がある、強い、正直、優しい
この位でしょうかね
で、逆のけなす言葉
心が狭い、短気、短絡的、冷たい、弱い、嘘つき、乱暴者、野蛮人、臆病者、卑怯者、
頑固者、欲張り、ケチ、空気が読めない、口先男、甘ったれ、2重性格、怠け者、人の話
を聞かない、バカ、アホ、マヌケ・・・あぁキリがありません
いくらでも出てきます。
つまり私たちが人を表現する言葉は
圧倒的にけなす言葉が多いんですね。
でも
不思議な事に
実際面と向かって飛び交うのは
圧倒的にほめ言葉です。
理由ははっきりしてますよね
人間は社会を作る動物ですから
相手との良好な人間関係を築くために言葉を多いに利用します。
ですから
原則直接本人に発する言葉ホメ言葉です。
初対面でいきなり
“お宅、ブサイクな顔してますね~~”
なんて言った日にゃ
もう修羅場です。
しかしこのホメ言葉
これを真に受けてばかりいると
人生やばいですよね
もっとやばいのは
逆に自分をけなす言葉
これから目を背けるようになったときです。
人間を成長させるのは
ホメ言葉ではありません
けなす言葉です。
この言葉に
しっかり向き合うから
成長するんです。
個人の話だけではありません
例えば当社
お客様からよくお褒めいただきます。
“すばらし~社員ですね”とか
“社長さんよくこんな立派な会社に仕上げましたね”
とかそんな感じです。
その言葉に当然お礼は言いますが
実際はほめ言葉は
会社の成長にはつながりません。
会社の成長につながるのは
“あんたの会社どうなってんの?”
みたいなお叱りの言葉です。
この言葉で
私も社員も
気づかなかった欠点を知る事になるのです。
ですから
人間も会社も
いかに自分の短所を指摘してくれる人がいるか
それによって大きく変わってきます。
そんな理由から
私は
原則的に社員をほめる事はありません
いつも叱ってばかりです。
社員をホメまくってる社長さんが
給料を踏み倒して逃げるのを何度か目にしましたね
社員のみなさん読んでますか?
もし私が
アナタに
君素晴らしいね
もう完璧だよ
カリスマ営業マンだよ
なんて言ったら
もう私が
逃げの体勢に入ったと思って
ほぼ間違いありません。