駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

無知の者たちのお金を食べて生きるゾンビたち

2012年02月05日 | 不動産業界

長年この世界で働いていても 
 
良く知らない部分がたくさんあります。 
 
特に再開発とかのように大規模で長期に渡る仕事は携わった事がありませんので 
 
別世界です。 
 
また身近な仕事でも 
 
そのしくみがよく分からない事があります。 
 
たとえば 
 
小規模宅地の買取から少しずつ規模を増やし 
 
最後はマンションの分譲を手掛ける位に大きくなって 
 
そして・・・倒産 
 
このパターン不動産の世界では本当によく見ます。 
 
大きな仕事をして事業が拡大していきますが 
 
売上が増えても借入金が増えれば 
 
実際には大して手元に現金が残るわけではありません 
 
ですから規模が大きくなればなるほど 
 
少しのつまづきで資金繰りに行き詰る訳です。 
 
で 
 
私が分からないのはここまでの話ではありません 
 
不思議なのはこの先です。 
 
会社を倒産させた社長さん 
 
そのまま消え去る人もいますが 
 
一定割合で 
 
ゾンビのように復活してくる人達がいます。 
 
大体家族名義で新しい会社を興して 
 
表ではなく裏の経営者となりますが 
 
私が理解できないのは 
 
その営業スタイルです。 
 
相変わらず買取りに走るのです。 
 
何が理解できないかと言うと 
 
その資金です。 
 
一体どこから出てくるのでしょうか? 
 
 
そんな知り合いから電話がありました。 
 
3億までなら即金で買い取るから土地を紹介して欲しいと・・・ 
 
このカラクリ 
 
興味がありますがあえて突っ込みません 
 
ヤバそうな気がしまするんです。 
 
まぁこちらとしては商売になれば良い訳ですから 
 
お金がどこから出ようがどうでも良い話です。 
 
 
そう言えば太平洋クラブが潰れましたね 
 
このゴルフ場も 
 
昔から 
 
よく潰れます 
 
で 
 
会員権を一旦紙切れにして 
 
それから 
 
タダ同然で買い取る会社があります。 
 
で 
 
そんな会社は投下資金が少ないため 
 
大儲けとなります。 
 
つまりゴルフ場は 
 
会員から資金を集めて開設費用をねん出し 
 
で 
 
一旦倒産させる事によって 
 
その会員のお金を踏み倒し 
 
そこから初めて儲かる 
 
そんな構造になってるように見えるのです。 
 
 
太平洋クラブもアコーディアが出てきますね。 
 
人間が死ねば責任が問われないのと一緒で 
 
会社は一旦倒産させれば 
 
ややこしい問題は全て解決する訳です。 
 
知恵のある者は 
 
それを最大限に利用する訳です。 
 
つまり 
 
無知の投資家の犠牲の上に成り立つって訳です。 
 
 
日本も国自体がヤバイですから 
 
このカラクリにハマらないように気をつけたいものです

コメント
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