門田博光さんが自宅で死んでるのが発見された
ってニュースが流れて来ましたね。
孤独死だったようですね。
村田兆治さんに続いて
往年のパリーグの名選手が孤独死・・
そう言えば野村克也さんも最後は孤独死でしたよね。
偶然でしょうか?
そうではありませんね多分
スポーツのスーパースターがそうなるのは
構造的な原因があると思っています。
プロスポーツでトップに行くには
身体能力に加えて
ひたすらそれに集中して練習に打ちこむ
その精神力があって初めて成し遂げられる
これは誰でも想像する事ですが
ではその集中できる精神力を備えた選手たち
これが良いことだらけか?
と言うとそうではありません
大きな物を犠牲にします。
それは対人関係です。
つまり
人一倍練習する
って事は
人との付き合いを極力制限する事になります。
人間に与えられた時間には限りがありますから
当然そうなる訳です。
逆にそれができないと
相撲で良く見ますが
せっかく素質に恵まれながら
タニマチの誘いを断れず
夜飲み歩いて
結局潰れていきます。
自分の道を究めるには
余計な人間は排除する
この生き方が求められる訳ですから
引退しても
長年そんな風にして対人関係を排除してきた
この意識は取れませんから
最後は孤独死
こうなってしまうと思っています。
これプロスポーツ選手だけの話ではありませんよ。
日々の生活においても
この原理は存在します。
スポーツだけでなく
普通の仕事でも全く同じです。
仕事で結果を出すには
余計な人間関係は犠牲にする
これが欠かせないのです。
ただプロスポーツほど極端では無い
ってだけです。
不動産屋でも
仕事を優先するあまり
家庭はほったらかし
なんて人は昔からたくさんいました
一時期私もそうだったと思います。
ただ
ある時に気づきました
これでは何のために仕事をしてるのか分からない
と
だからそれ以来
接待と称して飲み歩くのは止めたのです。
例え仕事で成果が出ても
家族を失っては何にも意味がありませんからね。
プロスポーツ選手は
好きな事に打ちこんだ結果
最後は孤独死
って事であっても本人は納得できるかも知れませんが
好きでも無い不動産の仕事に没頭して
気が付けば周りに誰もいない
なんて事になっては
あまりにも愚かですからね。
そんな考えですから
私は社員にがむしゃらに働く事は求めません
自分の納得するだけの仕事をして
納得するだけの収入を得る
これがあるべき姿
そう思っています。
頑張って高収入を上げるのも良し
それなりに自分の生活を大切にして
仕事はそこそこ
それでも良いと思っています。
ですから
当社は
社員の収入には大きな差があります。
まぁ普通で考えれば
良い環境だろうと思いますが
ただ
当社で働くには一つの大切な心掛けがあります。
それは
自分なりの生き方を通すのであれば
同僚の収入を羨まない事です。
頑張って結果を残してる者に対して
嫉妬する
この気持ちがあると
社内の空気が乱れて
結果去る事になります。
人間は仕事と私生活
どこに重きを置くか
それは人それぞれですから
なるべく受け入れる経営をしていますが
自分を貫くのであれば
何かを犠牲にしてるし
それを受け入れる
この気持ちは
しっかり持って欲しいと思いますね。
プロ野球の名選手でも
大きな物を犠牲にして最後は孤独死ですからね。
そもそも羨む事自体が間違ってるのです。