ハルちゃん釣り名人計画!

大学は楽勝なのか???

萩釣行顛末記 その3

2007-05-09 08:47:43 | Weblog

さてさて、やっと3日目にして、風が止んで、無事に出航

 

やっぱり沖に出ると、ハルちゃんニコニコ。

 

久しぶりのナギなので、港では漁師さんたちが忙しそうに働いています。
みんなテキパキと氷を積み込み、エサを積み込み出航です。

もう3日目になりますから、漁師さんがみんなハルちゃんに手を振ってくれる中の出航です

 

ココから見島までは2時間。今晩は見島の港に停泊して、島泊です。

 

こっちでのタイ釣りは、ゴッツイ仕掛け。
ハリスは6号9mで、マダイ針13号 2本針で臨みました。
でも、地元の漁師さんはハリス10号でバリバリ釣ってるとの事。。。。。

青物が混じる可能性が高いからなんでしょうね。

 

釣りはカカリ釣り。
デカイ錨を下ろして、コマセ撒いて魚を寄せる作戦

タモの柄みたいな大きな浮きを使って、船から300m近く流して釣ります。
イサキやタイも船下の釣りもしますけど、錨入れてるので、ハリスを先に下ろして、後からビシ落とせばOK

でっかい道具のアジ釣りって感じです。

潮が早いのでビシは120~150号。

ビックリしたのはエサがボイルのオキアミ。生オキアミだと、3日も4日も漁に出ると変質しちゃってダメになっちゃうからだそうです。

この太い仕掛けとボイルのオキアミで、マダイもマグロもヒラマサもワラサも食ってくるんですよ~~~~~

オキアミはまっすぐつけないとダメだとか、そーっと誘わないと春のタイは食わないとか、一匹掛けでないとマダイは釣れないとか・・・・・・・・・

今までの常識がボロボロと崩れていく~~~~~~

 

ところが、この日は魚の活性が低くて、なかなか当たらないの・・・・

メインポイントの八里が瀬という、島からさらに一時間以上走った場所の船も、もうひとつ調子が悪くて、みんな島周りに戻ってくる。。。

 

そんな中で、ワタシの置き竿を巻いてみたら、なんだか重たい様子。
もちろん150号のビシ振るの大変だから、電動巻きながらコマセ振り釣法。
巻き上げだって、リール任せ。。。。。

そしたら51cmのマダイがくっ付いてた

ハリスも太いので、迷わずゴボウ抜き~~~~~

 

その後船長が、5kgぐらいのでっかいマダイとチビマダイとヒラマサ釣ったけど、我々の置き竿にはイサキを追加したのみ。。。

このイサキも40cm以上ある立派なイサキなんだけど、いかんせん一匹では。。。。。

 

 

そう。

 

飽きちゃう。

 

 

でも、船長の釣った、マダイはでかかった

それでも、まだまだデカイのは沢山いて、全然ダメなんだって。。。

 

船長が釣った小さいマダイは笑わせてくれました。浮き釣りで150mも先から巻き上げて来たら、浮いちゃって、ヒイラギみたいに水面をクルクルクルクルとまわって上がって来るの。。。
マダイがあんなにクルクルまわって上がって来るのは初めて見たし、ハルちゃんと一緒に大笑い

なんだか山口県のマダイはパン食べるためにジャンプしてくるし、クルクル回ってるし、海の王者としてのプライドを捨てているような・・・・・・・・

 

無線を聞いていても、景気の良い話は聞こえてこないし。食いしぶりってヤツですね。。。

他船の船長の嘆き節

 

それでも、充分、萩沖のポテンシャルは感じることが出来ました。

 

夕方、見島の港に入港して、本日は民宿泊

この民宿が、またまたビックリドッキリ。

だーれも居ない民宿。お客さんも居なければ、宿の人も居ない。勝手にやってください方式。。。

近くの喫茶店に宿の人は居ました。。。

でも、鍵は開けっ放しだし。平和な島なんですね~~~~~

 

ココの島では、みんな会う人会う人、まずはとりあえず挨拶。

『オアシス運動』全島民版です浜でも、みんな挨拶するのが基本でしたけど、島はもっとみんな挨拶する。とにかく挨拶は始めの一歩。

知らん振りして通り過ぎるよりは、気持ち良いですね。

 

で、喫茶店で、食事して島の人といっしょになって、またまたコレが親切なこと。。。

ハルちゃん大量のお菓子をゲット
「おかあちゃんに見つからないようにポケット入れときナ(by山口弁)」ってお菓子い~っぱいくれるの。。。

まあ、なんて親切なんでしょうね?

 

同じ阿武町の港の僚船の船長さんとも島で会って、あらためてご挨拶。

やっぱり挨拶しておかないと、次に会った時に会話が弾みませんものね~

 

島は本当に自然が沢山残っていて、港の足元にサザエがゴロゴロ。
堤防にはアオリの墨跡がイッパイ。

 

阿武町の港の漁師さんたちも、ハルちゃんのこと心配してくれて、無線や電話で色々と訊ねてくれる。

本当に皆さん親切です。

 

そんなこんなでやっと釣りが出来て、顔は見ることができたのですが、天気予報を見たら、またまた、そして風のいや~~~ナ予報が。。。

 

こうして楽しい3日目が過ぎて行ったのでありました。

 

続く~