お仕事先で

取引先に泥棒さんが入った。
幸い犯人は現行犯逮捕。泥棒で現行犯逮捕ってのは珍しいらしいです。
今回逮捕できたのは、向かいの公園にたまたま（いつも）いた少年少女の通報。
夜中の事務所ということで油断したのか３０分近く物色してたのも逮捕につながったらしい。
では、泥棒さんが入った場所（世界）にいってみましょう。私は仕事ですが。

おお、なにか作っている人がいますね。でもこの人は犯人ではありません。
ちなみに犯人が入ったときは誰もいません。
なにかの工房でしょうか？平たい板のようなものを削っております。
さらに奥に進んでみましょう。
先ほど削っていたものが形になっておりますね。
お好きな方ならもう既にお気づきかもしれませんがさらに１枚。
そしてここの心臓部（いえ自慢）に突撃します。
ジャーン！コレです。とてもお金がかかった塗装ブースとでも言いましょうか。関西でここだけ（だそうです）吹いた塗料が再付着しない画期的なシステム。
犯人はコレに気づいたのでしょうか？持ち去ろうとした気配もなかったようです。
それではさよならしましょう、大切なものにキズとかつけたら怒られますんで。どれもとてもキレイですな。

ここの自慢はこのブースだけじゃなく、最初から最後まで外注に出さず自社の手作業で作ることだそうです、なので途中での変更、オリジナルのポイントマーク？っていうのから、最後の色合いまで変更ができ、納得の１品が手に入るとのことでした。
私には詳しいことは判りませんが・・・一応宣伝してくれといってましたが、名前出していいのか確認しなかったので出しません。

まあ、なんにしても被害が最小限ですんでよかったね。通報してくれた少年少女ありがとう、でもそんな夜中にキミたちはなにをしよったのか。あまり褒められん時間だけど。

昼飯

物欲噴火寸前につき弁当で小銭の流出を防ぐ作戦。


お寺で用事、残暑厳しいお土地柄、しかも１日で一番暑い時間帯、お日様さえぎる影もなく立ち尽くす私（他にも多数）。喪服の中は滝。

みんな帰ったらアイス食べたにちがいない。

嘘つき

今日は雨、もしくは路面がビチャビチャで自転車は無理だろうと思いながら寝た。
うれしい期待ハズレ、さっさと快調に準備し家を出る、いや出ようと思ったら。
「私の自転車走れるようにしておいて。」との指令。
しかたなくチェックすると電池ガスガス、充電器に繋ぐ。タイヤベコベコ、シュポシュポと空気を入れてＯＫ。
後ろ向いて今度は自分の自転車も空気を入れてると後ろでブシューって？？？
ママチャリパンク、折角はやめに出れたと思ったらこんなもんですな。

モタモタと修理しＦＣＲで出発～。
今の物欲が爆発したらこのＦＣＲバラすことになるぁなんて思うと、不思議上る気なんか全然なかった坂だけど、エッチラコと上てたりする。

第１チェック駅を前回＋５秒、ベスト＋４０秒で通過、調子はイマイチかぁ。
第２チェック信号を前回と同タイムで通過、苦しみが喜びに変わってきたかぁ。
第３チェックトンネルに前回－１０秒で到着、信号で止まった休憩分かな。
しかし、全然縮まらないね。
さあ、折り返して平坦行くかと下りかけるも心変わりしまた上る。
休憩しちゃったんで気楽にいく、でもチラチラ時計みてたりはする。序盤の緩斜面は休憩したおかげかわりにスムーズ、でもジリジリ足削ってんだろうな、ヘアピンあたりからグッと足にくる、弱いな、また緩斜面になるももう全然足回らん・・・回らんどころか踏めもせん。
「コラッまっすぐのぼれ！」と心の声。
「もうダメです、限界っす。」これも心の声。
「前だ！前進あるのみ踏め！」これもまた。
「あ～あし痛い。止まりたいです。」またまた。

　　　お前らみんな嘘つきだ！

声の主を探す、速度チェック（十分遅いぜ）・心拍チェック（１５５、低いぜ）ううう、どれをとってもまだまだいけるハズ。なのにこの辛さはなんだ？
叱咤するのは、強くなりたいと願う己の弱さ。
弱音を吐くのは、ただ苦しみから逃れたいだけの己の弱さ。
己と己、弱さと弱さのせめぎあい。答えは時計だけが知っている。速い仲間の到達タイムをすぎる、でも私の前にはまだ二桁のカーブ標識が・・・泣きたいぜ。
展望台を過ぎ最後のがんばりをシナシナとみせ丁字。４１分くらい・・・トンネルで休憩したりしたんで参考ですな。
でもここでまた反省、上りきったところで果ててコソ、がんばったと言えるのではないか、この前そう公言したばかりじゃないか、今回も弱さに負けた。
進歩の源は自分の中にあるんだな、技術や道具じゃないハズ。

時間がないんで山頂方面へ山が煙吹いてるみたい。一軒茶屋から盤滝へ下って、仁川のパン屋でスイートデニッシュとクリームあん入りのパンを昼飯前のおやつに買って通勤。３６．３７ｋｍ