カンガルー大陸をゆく!! ---福岡糸島編---

福岡・糸島に生息する研究者の日常。

メルボルンカップ 2007 その2

2007-11-06 13:53:00 | Weblog
先ほどの記事で、今年も日本馬が二頭出走、と書きましたが間違いでした。
昨年の出走表を見ていたという、ごく初歩的なミスです。すみません。

と、いうわけでメルボルンカップ、終わりましたね!
最終コーナーではまだ後ろの方にいた馬が
直線で大外から上がってきて最後数メートルで差しきる、
という大変盛り上がる展開でした。

アルコールが入って少々ご機嫌ですが、お仕事に戻ります。

メルボルンカップ 2007

2007-11-06 08:43:54 | Weblog
馬インフルエンザの影響で延期が心配されていた
メルボルンカップですが、恒例の11月第1火曜日
(つまり、今日)午後3時より出走です。

わがニューカッスル大学物理棟でも朝から事務室で賭の受付中。
昨年ワンツーフィニッシュを決めた日本馬:
デルタブルースとポップロックが今年も出走。
騎手も昨年と同じ岩田康誠とD. オリバー。
応援の気持ちを込めて、この馬たちに賭けたいぞ!と思いましたが、
公平のため、馬は選べないシステムなのでした。残念。


昨年のメルボルンカップの様子は
http://blog.goo.ne.jp/hanayuki87/d/20061107
http://blog.goo.ne.jp/hanayuki87/d/20061108

ちょっと賢くなった

2007-11-05 13:43:46 | Weblog
前述のタイムボールの歴史を調べていて
ちょっと賢くなったので、覚え書き代わりに。

(その1)
'... with a visit by Queen Elizabeth II'
エリザベス女王の訪問か
豪華客船クイーンエリザベス2世号の寄港か。

答え:エリザベス女王の訪問。
   船の方は名前の前に'the'が付くそうです(スティーブ談)

(その2)
ニューカッスルとストックトンを結ぶ
フェリーが発着する、クイーンズワーフ。
上述のエリザベス女王ご訪問を記念して整備されたそうです。
クイーンズワーフにくっついているタワー
(あの、歩いて上るヤツ。結構怖いよね)も、
そのとき作られたものだとか。

ニューカッスルの時報球 2

2007-11-05 13:09:23 | Weblog
ニューカッスルの時報球について少し調べたので追記します。

ニューカッスルの町が囚人流刑地として開かれたのは1804年。
カスタムハウスが建設されたのは1876年のことです。
タイムボールは1877年から運用が開始されました。
1929年、一旦運用が止められ、修理が行われますが
その後、本格的な老朽化が進む1941年まで動き続けていました。

1988年、エリザベス女王がニューカッスルを
訪問されるのを記念して、タイムボールが修復され、復活します。
しかし1989年12月にニューカッスルを襲った地震により
カスタムハウスも被害を受け、タイムボールも
再び動かなくなってしまいました。

地震がなければ、今も動いているタイムボールの姿が
見られたのかもしれません。大変残念です。

カスタムハウスの位置はこちら google map

クモの子の降る夜

2007-11-02 12:54:50 | Weblog
一昨日の夜から。
バスルームの天井に付いている換気扇から
クモの子が次から次へと降ってくるのです。
バスルームの床には芥子粒みたいな黒いものが点々と・・・。
よく見ると空中に浮いてる芥子粒もあったり。
換気扇のスイッチを入れると糸が巻き取られて
するすると上がっていく・・・。

おもしろいけど気持ち悪いよーーーっ。

いとめでたきこと

2007-11-01 15:22:40 | Weblog

たった今、論文一本、投稿しました!!


記録を見るとアウトラインの作成に入ったのが5月末。
長かった・・・。疲れた・・・。

えー、とは言え、投稿したからおしまい、と言うわけではありません。
むしろこれからが本当の苦労の始まりだったりします。
業界外の方のために、論文が学術雑誌に掲載されるまでの流れを
ちょっと説明しますね。

1)著者はまず、投稿する学術雑誌を選びます。
  選ぶ基準は、採用されそうなところ、
  なるべく沢山の読者がいるところ、などなど。
2)投稿します。最近はウェブページからの電子投稿が主流です。
3)投稿された論文に雑誌の編集者が目を通し、2名程度の審査員を選びます。
4)審査員が論文を詳しく読み、掲載に足る論文であるかどうか、
  厳しく審査します。修正点があれば修正を求め、
  全然ダメと思えば「却下」の判断を下します。
5)編集者を通じて審査結果が著者に伝えられます。
  (審査員が誰なのかは、著者には秘密にされます)
6)修正を求められた場合、修正し、再投稿します。
7)修正点が無くなるまで、4)5)6)の作業が繰り返されます。
8)めでたく掲載が許可されます。
  審査員が同意すれば、審査員が誰だったのか公開されます。
9)印刷作業に入り、雑誌に掲載されます。

4)-7)の作業が難航すると、ものすごーく大変な目に遭います。
私は以前、審査過程に2年ぐらいかかったことがあります。
修正のためにやりとりした回数は5回。
本当に、審査員の方は良くつきあってくださったと思います。
学生が最初に出す論文、と言うことで面倒見てくださったんだと思います。
本当にありがたいことでした。
(と、今は本当に心から思っていますけど、その当時は
 えー、また修正?もう、いや!さっさと通してよ!!
 などと、かなり思いました。ばちあたりめ・・・)

複数の審査員がダメ出しをした場合などは、
修正の機会が与えられずに
却下されることがあります。これはつらい・・・

そういうわけで、投稿は「始まり」なのです。
とりあえず今は、審査がスムーズに行われるよう、祈るのみです。

P.S. フレッドからねぎらいのメールが届きました。
   Now you deserve some champagne.
   だそうです。うん、飲むぞ!

残り4ヶ月になりました。

2007-11-01 08:24:00 | Weblog
今日から11月。
ニューカッスルでの暮らしもあと4ヶ月となりました。
おおお。よくぞここまで。
頑張りましたねー、私。えらいですねー、私。
これまで支えてくださった方々、本当にありがとうございます!
名残惜しい気持ちもてんこ盛りですが、
早く帰って、とにかくのんびりしたい気持ちもまたあったりして。
体が一つしかないってのは不便ですねえ(笑)。

いずれにしても、後半に入ってから
時間の経過がすごく早い気がします。
やりたいことはいっぱいあるけど日にちはどんどん減っていく感じ。
最近は、ミクシィで知り合ったお友達も出来て、
休日も楽しいです♪
そして平日は忙しいです♪♪

勤勉なる上司殿からは、今日終わらせる予定のお仕事の
3つ先の計画を順次進めるように指示されております。
・・・4ヶ月で出来るのか?
間にクリスマス休暇とかも入るんですけど?!
クリスマス休暇の間も日本で働け、と言われてます。
フレッドがそんなこと言うなんてめずらしい・・・

まあ、あれです、提示した研究計画に対する
上司の食い付きがよいのは喜ばしいことです♪
博士課程の頃にデータを見ながら暖めていたネタですし。
出来る範囲で、出来ることをコツコツやっていきましょう。
とにかく、泣いても笑っても、あと4ヶ月です!