カンガルー大陸をゆく!! ---福岡糸島編---

福岡・糸島に生息する研究者の日常。

いよいよ出発!

2006-02-28 19:51:50 | Weblog
いよいよオーストラリアに向けて移動を開始しました。
現在シンガポールに潜伏中です。
今朝は空港まで夫に送ってもらい、両親、研究室の
Sさん、Aちゃん、Mくんのお見送りを受けて出発。
皆さん、本当にありがとうございました。
そして約7時間のフライトを経てシンガポールに到着。
ここで5時間ほど待ってシドニーに向けて飛び立ちます。
シンガポールからシドニーまでは、やはり約7時間のフライト。
シドニーで2時間ほど待って、更に国内線に乗って
ニューカッスル最寄り空港であるウィリアムタウンへ。
家を出てからほぼ24時間の旅です。
その間、しゃべる相手がいなくて退屈です。
論文でも読んでいればいいんですが、なんかそういう気にもなれず。
まあ、次のフライトはゆっくり眠って行きましょう。
向こうに着いたとき、少しでも元気な顔を見せられるように。

長期就労ビザ、取得までの長い道のり 完結編

2006-02-22 20:00:22 | Weblog
めでたくもビザ取得が完了した。
1月30日以降の流れをまとめておくと

02/20 カードの請求書が来ており、ビザの申請費用として
    180ASD*87.3円=15,721円
    支払うことになっていた。
    音沙汰はないのに取るものだけは取るのだな(怒)。
02/21 オーストラリア移民局よりメールあり。
    最終決定の前に学位と職歴を確認したいので
    それが分かる書類をメールかfaxで送れ、とのこと。
    速攻で英文の学位証明書と履歴書をメールする。
02/22 朝、web上の審査状況が「Applicant Approved」に
    変化していることを発見。ついに来た!
    そして、夕方
    「AUTOMATIC NOTIFICATION OF SUBCLASS 457
     VISA APPLICATION APPROVAL」
    というメールがやって来て、ビザ取得の長い道のりが終了する。

さっそくHISに行って航空券手配してきましたよ。
2月28日に福岡を出発です。

動いた!!

2006-02-21 18:54:33 | Weblog
花粉症が始まったので一刻も早くユーカリの国に行きたい今日この頃。
1月30日以来ずっと音沙汰なしのオーストラリア移民局だったが、
今日の午後、ちょっと動きがあった。

曰く、最終決定の前に学位と職歴を確認したいので
それが分かる書類をメールかfaxで送れ、と。
いよいよ?
いよいよか!?

日韓共同ULFシンポジウム1

2006-02-20 16:00:21 | Weblog
2月16、17日は西新でULF関連の日韓共同シンポジウムが
開催されていたので参加して来た。
(ULF:ultra low frequencyの略。
 約3~30Hz以下の周波数、またはその周波数帯の電磁波のこと。)
日韓共同シンポ、と言ってもどちらサイドの出席者も「身内」と言った感じの顔ぶれで
こぢんまりとしたアットホームな集まりであった。
会場係を務めてくれた九大の学生さんたち、本当にお疲れさま。

このシンポジウム、開催日が2月半ば、ということで
もうとっくにオーストラリアに行っている頃なので
絶対参加できないと思っていたのだが
なんとまあ、ビザが遅れに遅れて参加できてしまったのである。
うれしいような、素直に喜べないような。

しかし、今は東京でポスドクをやっている後輩のTちゃんに会えたのは
文句なしにうれしいことであった。
オーストラリアに行く前に、是非会いたいと思っていたので本当に良かった。
Tちゃん、Aちゃんと3人で久しぶりにつもる話で盛り上がった。
この二人ともいつの間にかもう7年の付き合い。
お互いいっぱしのポスドクになったのだなあー、とちょっと感慨にふけってしまった。
同じ研究室で学んだ仲間も少しずつ全国・世界に散らばっていくけど、
同業者である限り、どこかの学会でまた会える。
またいつか是非、女同士でお茶をしましょう。

コウイウヒトニ、ワタシモナリタイ

2006-02-15 20:12:36 | Weblog
泣いても笑っても、まだビザはこないのである。
で、一昨日Fredに何回目かの「まだ来ないのです」メールを出した。
その返事曰く、
「心配いらないよ、そんなに悪いことでもないさ。
今こっちはものすごく暑いから、それを避けられてラッキーじゃないか」
いいよね、こういう反応。
かの地で2年も暮らしたら、私もこんな風になれるかな?

春は別れの季節

2006-02-14 19:09:26 | Weblog
ちょっと前のことになったけれど、やっぱり書いておこう。

先週の木曜日、宇宙研のO先生が我がSERCを訪ねてこられた。
O先生の訪問はいつも突然だ。
いや、先生同士では事前に連絡がなされているのかもしれないが
私の耳には届かないので突然に見えるのか。
それはともかく、今回の訪問理由を尋ねたところ
今年3月で退官されるのでその挨拶回りという。
・・・そうか、そろそろとは思っていたけれどとうとうその時が来てしまったのか。
O先生とは専門分野もかなり違うので、もし先生がこの先
学会等に顔を出されたとしても同じセッションになることはない。
とすれば今日がお会いするのも最後か。そう思うととても寂しくなった。
先生には、若いうちに外国に出ておきなさい、ということを始め
いろいろと良きアドバイスをいただいた。
何よりお会いしてお話しするだけで元気になった。
どんなにへこんでいても、やっぱり研究者って面白い、がんばろう、
という気になってくるのだ。

最後の機会、となれば飲みに行かない手はない。
面子はO先生、台湾から来られていたTIGER先生(もちろんあだ名だ)、
そのお弟子さんのCさん、うちの院生のHくん、そして私。
何とも不思議な組み合わせ。
二度とこの面子で集まることはないだろう。
TIGER先生のギリギリなネタに大いに盛り上がり、楽しんだ。

人生、まさに一期一会。
出会いの喜びと分かれの寂しさのないまぜになった、とても印象深い一日だった。

学生VS教員!!!!仁義なき戦い

2006-02-13 18:48:11 | Weblog
また1週間が経過したが、まだビザは来る気配もない。
今日はとうとう豪州移民局に問い合わせメールを出した。

ところでオーストラリアへ向かう飛行機のなかでやろうと思っていた
後期授業のレポートの採点を、とうとう福岡でやることになった。
で、やってみるとこれが疲れるけどおもしろいのなんの。
以下、おもしろ例をいくつかご紹介します。
君たち、甘い!甘すぎるっ!!ごまかすならもっと本気でごまかせっ!!

1)同じ文章が色んな人のレポートで出てくる。→ウェブ上にある文章の丸写し。
2)「ですます調」と「だ・である調」が混ざっている上、ご丁寧にそれぞれ
  ゴシック体と明朝体に分かれている。→ウェブ上にある文章の寄木細工。
3)全く同じセンテンスが2重に繰り返される。→ctrl+Vを二度押したな。
4)「この図は~」と書いてあるけど図がない。
5)「~についてはすでに述べたが」と書いてあるけど述べてない。
6)「講義で一番興味深かったのは地球温暖化についてです」と書いてあるけど
ワタシ温暖化についてなんか話してないよー。

番外編:過去には「我々○○研究所は」と書いてあるレポートもあったらしい。
そーか、君は○○研か、そーなんだな。

ネットの発達したこのご時世、コピー&ペーストで
レポート作りも簡単にできちゃうのでしょうが、
やっぱり自分のアタマで考えて、つたなくともオリジナリティーのある
文章を書いて欲しいですね。

いのちのたび博物館に行きました。

2006-02-06 21:24:32 | Weblog
週末は高校の友人たちが集って壮行会をしてくれました。
遠く京都や熊本からも来てくれて、本当にありがたいことです。
久々に会えた人もいて、楽しかったです。
もう思い残すことはないなあ。早くビザよ来てくれ。
壮行会は土曜の夜に始まり、
 1次会はいつもの天ぷら屋さん(雑餉隈の仲よし。おすすめです)で夕食。
 2次会は我が家で深夜までだべり&ケーキ(丸ケーキですよ、丸ケーキ!)
 3次会は翌日曜日に北九州のいのちのたび博物館へ。恐竜博と常設展を見る。
と言ったメニューで行なわれました。
久々にみんなで遊んだーーって感じですね。
いのちのたび博物館はずっと行きたいと思っていたのですが
期待を裏切らず、すばらしい展示でした。
福岡市にもこんな博物館ができるといいのになぁ(この話はまたいずれ)。
写真はいのちのたび博物館の常設展示の様子です。
広い空間を活かしてダイナミックかつ濃厚な展示が行なわれております。
そして特別展も、常設展も、自由に写真を撮って良いのです。すばらしい!

長期就労ビザ、取得までの長い道のり(まだ途中)2

2006-02-03 12:24:18 | Weblog
** 昨日からの続き **

12/29 休んでいるはずのCathyからメールあり。nominationが通ったとのこと。
    しかし、こちらも油断していて、発見が遅れる。
01/04 上記のCathyのメール発見。あわててビザ申請の準備を始める。
    契約の切れる日がいつか分からずFredへ問い合わせ。
01/09 ウェブ上からビザ申請完了。いぇ~い。
    こういったことが苦手なワタシはかなり時間を食って、消耗しました。ふう。
01/10 健康診断を受けるため、指定病院に電話。
    しかし、胸部X線のみであることを告げると、本当に一般健康診断を
    やらなくていいのか、確認するよう言われる。あと、診断書の郵送先の
    住所も持ってくるように、と。
    ええ~、そんなの、そっちこそ知ってることじゃないの?!
    仕方ないので移民局にメールを書く。
    しかしこの問い合わせへの返事は今日現在来ていない。
01/13 返事が来ないので東京の在日オーストラリア大使館へ電話。
    一般論ながら457の健康診断は通常、胸部X線のみであること、
    郵送先はnominationを受け付けた移民局のオフィスであることを聞く。
    すぐに病院へ電話。しかし健康診断の予約が取れたのは17(火)。
    ああ、やばいぞ。2月1日が迫ってくる。
01/17 健康診断受診。電話ではその日に発送、と言っていたのに
    「今週分まとめて明後日以降に発送しますから」と。
    ちょっと待て、郵送代2千円も取っといてそれはなんだ。
    急いでるので一日も早く、とお願いしてみる。効果があったのかは不明。
01/30 ビザの審査状況はウェブ上からチェックできる。
    この日、長らく申請直後のままになっていたステータスが進む。
    「Health requirements finalised」
    ええ~、いまごろ~~??

で、今日に至る。
もちろん今日もビザは来てません。
昨日Fredにメールを出して再度延期を申し合わせました。
さあ、出発できるのはいつになることやら!

長期就労ビザ、取得までの長い道のり(まだ途中)

2006-02-02 15:58:34 | Weblog
さて、今日も当然のようにビザは来ない。
私が取ろうとしているのはオーストラリアに最長4年滞在して
就労もできる長期就労ビザ(サブクラス457)というものだ。
これが観光ビザと違って結構大変。時間もかかる。
やっぱり余裕を持って申請しないとダメね~、と身にしみて思う今日この頃。
覚え書きもかねて、ここまでのビザ申請関係の流れを書いておこうと思う。

11/28 受け入れ先のボス、Fredとの話し合いで仕事始めを2月1日と決める。
    と同時にHuman Resource Servicesの担当者:Cathyよりメールがあり、
    私の雇用に関する大学から移民局へのnominationを
    早急に出しますとのこと。
    これが通ってはじめて私の方でのビザ申請へとすすめるらしい。
    がんばれ、Cathy。頼んだぞ。
12/14 Cathyへメールを書く。nominationはその後どうなった?と様子伺い。
12/15 Cathyより返事あり。
    「ごめーん、たった今nomination出した。
     あと、12/19から1/6までは大学がしまるから私もお休みするねー。」
    ・・・おぉお、さすがはオージー。やってくれるぜ。
    ということはnominationが届くのは速くても1月7日以降か。
    2月1日の仕事始めに間に合うか?
    早くも暗雲が立ちこめ始めた。

以下次号!!