富山・花と緑の研修会へ

2018-07-06 06:35:48 | 日記

富山県は‘花と緑の銀行’という組織をつくり花のまちづくりを行なっていて今年でもう46年目になります。

初めて富山を訪れたのは8年前。県下あちこちに広がる美しい花壇に驚きました。

・・一体このパワーはどこから?! その秘密を知りたくて 

庭を見に来ていただいたりお話に出かけた、行ったり来たりを繰り返しています。

 

 

今年は7月3日 県中央部の‘現任頭取・グリーンキーパー研修会’へ行きました。

富山と長野はお隣同士。今では新幹線で1時間、便利になったものです!

富山駅からは路面電車セントラムに乗って8分で会場へ到着。

 

街のあちこちがハンギングバスケットで美しく飾られていました。 

 

富山市民プラザ・アンサンブルホールに 現任頭取・グリーンキーパーさんが集合。

テーマは花と緑のふるさとライフ~感動は作り出すもの~です。          

 

ちょうどこの日の朝、サッカーワールドカップ対ベルギー戦で大きな感動を味わったばかり・・

まだその感動が余韻となって残っています。結果はとっても惜しかったけれど

「ああ!、負けたけれど感動!」「残念だけれど感動した!!

この実感を話の糸口にしました。

 

入善町の皆さんが突然オープンガーデンへ来られた喜びや 

遠く宮崎から‘オープンガーデンサンフラワー’さんのご来園~!

ガーデニングブームから20年余り、遠く離れた地それぞれに花や緑を楽しんでいる人がいて庭があり

今ではオープンガーデンが文化として定着し 庭や花緑を訪ねて交流が繰り返されています。

長野県の花と緑では 善光寺花回廊、OGS、ながの緑育マイスター倶楽部への発展

飯綱町でのオープンガーデンの紹介etc.

偶然の出会いの不思議、初対面でも意気投合、価値を共有、広がる交流・・

 

一方、自然災害から再生する逞しい生命力、優しさ、勇気に感動! 

花と緑にヒントをもらい人生の指針としたこと!人への信頼!等々

 

振り返ってみれば、私の庭づくりは、昔チューリップの球根20個をプランターに植えたことから始まったのですが

  それが40年後、チューリップの富山へ何度も寄せていただくことになりました。

         花のご縁ってホント不思議なものです・・!

 

 

 

 

農耕車が行く高波花街道                小矢部のフラワーライン  

 

富山市四方の通学路

こんな道を毎日通った子供たち幸せだなあ! 大人になったある日、この風景を思い出すことも!

 

富山の花のまちづくりは~ 

皆が一緒に花を植え育てることで人と人を繋ぎ、やがて未来へと受け継がれていく

日常の風景として花や緑が当たり前にある~そんなふるさとづくりであると思えます。

   ‘街のどこかにのびる 花と緑で飾られた優しさの通り道’

またいつか・・そんな道に出会える日を楽しみに! 富山を後にしました。