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稼ぐ話力

2015年02月10日 | 和のこと 日本
稼ぐ話力 相手を腹落ちさせるプレゼンテーション術
勝間和代
毎日新聞社


一言でいうと、豊富な事例の紹介をちりばめながら、著者が掴んだ伝える力、プレゼンテーション力を高めるコツ満載な本です。

詳しくは著書を読んでいただくとして、私が面白かったところを紹介してみます。

英語では、優しい言葉をsmall words、難しい言葉をbig wordsと言います。P88 引用

この文章を読んだとき、そんなことは著書に書いてないのですが、日本語では、仮名はsmall words、漢字は漢字であるだけで、すでにbig wordsと言えるのではないかと思いました。漢字の組み合わせの熟語でさらに大きな概念を表現できるし、理解もできるのではないかと日本語に対する理解が深まりました。私は日本語にある種の関心があり、私のアンテナに引っかかってきたところの一つでした。どこにアンテナがあるのかは、私も自分ですべてわかっていないので、自分自身の興味に気がついて面白いのです。

この本でもう一つひっかかったところは、章ごとにこの章で伝えたいまとめのようなページがあるといいなということ。ポイントの項目があるのですが、最初のポイントは何だっけと何度も行きつ戻りつを繰り返してしまいました。で、繰り返し読んでいるうちに、目次こそその役目を担っていることに気がつきましたが、もう少し読者に親切な作りでもよいのかなと思いました。その章のまとめを用意してくれている親切な本が最近は多いので、気になっただけかもしれません。読者に親切というよりは、読者に迎合しているサービス過剰な本を私がよく読んでいるというだけかもしれないけれども。



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