浜田山パソコン・英会話教室のとっておき話

初心者・シニアの為のパソコン・iPad・スマホ・英会話教室です。あなたもお仲間になりませんか?

英会話とっさのひとこと(27)

2009年03月22日 | 英会話

皆様こんにちは!
英会話担当のマーノです。
 
授業では、生徒さんから
「こんないい語学番組がありました。」「こんな英語が聞き取れました。」
というご報告が毎度楽しみですが、先日生徒のこきゃさんからご紹介していただいた本がとてもよかったので、ご紹介します。
「猿はマンキお金はマニ」という本(NHK出版)です。 

   

英会話のクラスでは早速ご紹介しましたが、筆者はイギリス人のピーターバラカンさんといって在日35年。
ロンドン大学で日本語を学ばれた日本語も大変流暢な方です。
タイトルが面白いですよね。
 
「いかに変なカタカナが英語にあてはめられているか」ということがテーマの一つなのですが、
全く私も同感です!!
 
「猿はモンキー、お金はマネー」と思って育っていく子供たちがなんと多いことか。
実は聞いた通りにカタカナをあてはめるのであれば、タイトル通り「猿はマンキ、お金はマニ」なのです。

最初からきちんと教わっていれば、簡単なことなのに、大きくなってから英語の発音に直すのは大変ですよね。
やたら横文字を使う必要はないと思いますが、モンキーは日本語でも英語でもない言葉なのです。
将来英語で英語の授業が始まるそうですが、ここのところを是非きちんと始めから子供たちには教えてあげて欲しいと切に思います。
 
この本のサイトを探していて、バラカンさんの発音が聞けるサイトが見つかりました。

http://www.nhk-book.co.jp/gogaku/monkey/sound/step1.html

格調高いイギリス英語が聞けますのでぜひお試しください。
まず下の単語を読んでみてください。
正しく発音できますか?
そのあとでバラカンさんの発音を聞いてみてくださいね。

オックスフォードOxford、スタンフォードStanford、ケンブリッジCambridge
レディーlady、ベビーbaby、エンゼルangel
ゼネラルgeneral、ロサンゼルスLos Angels
 
どうですか?
実は、ックスフッド、スンフッド、ケインブリッジュ
レイディ、ベイビ、エインジュル
ジェヌルウ、ロサンジュリスとカタカナでふる方が正しいのでした。
 
この本には他にも「ヤンキース」ではなくて「ヤンキー」など
間違いやすい発音例もたくさん出ています。
ご参考になさってくださいね。

(マーノ大佐)