線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

2015年10月07日 00時17分44秒 | 食べ物
 岐阜・郡上あたりを訪ねるようになって、もう何年になるだろう。水のきれいな町で、名物の1つに鮎がある。

 これは、長良川に注ぐ吉田川の風景だが、鮎釣りの人々が見受けられるのが、郡上八幡では見慣れた風景だ。

 鮎料理といえば、やはり塩焼きだ。

 天然で、いくらか小振りのものは頭から食べられる。

 そして当地でいただけるのは刺身。

 
 何とも涼やかな雰囲気。この後、身以外の頭や骨などを素揚げにしてくれた。

 
 また、甘露煮もいい。

 お土産で買える虹鱒や鮎などの甘露煮は、それなりにいいものだが、白鳥町のお宿でいただいたものは絶品だった。柔らかいし、温かいし…。こんな甘露煮は初めてだった。

 鮎は「年魚」とも書く。その年にいただくのが魅力。そして「吉田川の鮎」「長良川の鮎」「千曲川の鮎」「四万十川の鮎」…などと、ご当地の川を枕詞のように付けて呼ばれる。日本人には魅力のある魚なのかもしれない。




 
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