新潟の港町に伝わる「おけさ」のなかで、変わった奏法の三味線の手がある。
《柏崎おけさ》《地蔵堂おけさ》《寺泊おけさ》である。
音源だけでは「ツッチャ ツッチャ」としか聞こえない。どうやって演奏してるのだろう…と、学生時代に、知り合いのつてで、新潟県三島郡寺泊町(現・長岡市)の伝承者の方にお会いできた。
大矢千代栄さんだ。
「三枚撥」と呼ばれていたが、二と三の絃を弾いた瞬間に、通常より外へ出した親指で残響を消していくのである。これが何とも難しい。
何回かおじゃまさせていただき、教えていただいた。
しかし、十分弾けないまま、過ごしてしまった。
昨年、残念なことに大矢さんは、天寿を全うされたが、今頃になって、自分は毎日のように「自主練」している。
撥皮から少し外すような感じで弾くのも特徴。
これができると、新潟の港町の「おけさ」の雰囲気になるのだ。
こんな弾き方は、全国的にあるのかな?津軽三味線で、三の絃を消しながらツッツと弾いているのを聴いたことはあるが…。
また「おけさ」の三味線を、生演奏で聴きたいものである。
《柏崎おけさ》《地蔵堂おけさ》《寺泊おけさ》である。
音源だけでは「ツッチャ ツッチャ」としか聞こえない。どうやって演奏してるのだろう…と、学生時代に、知り合いのつてで、新潟県三島郡寺泊町(現・長岡市)の伝承者の方にお会いできた。
大矢千代栄さんだ。
「三枚撥」と呼ばれていたが、二と三の絃を弾いた瞬間に、通常より外へ出した親指で残響を消していくのである。これが何とも難しい。
何回かおじゃまさせていただき、教えていただいた。
しかし、十分弾けないまま、過ごしてしまった。
昨年、残念なことに大矢さんは、天寿を全うされたが、今頃になって、自分は毎日のように「自主練」している。
撥皮から少し外すような感じで弾くのも特徴。
これができると、新潟の港町の「おけさ」の雰囲気になるのだ。
こんな弾き方は、全国的にあるのかな?津軽三味線で、三の絃を消しながらツッツと弾いているのを聴いたことはあるが…。
また「おけさ」の三味線を、生演奏で聴きたいものである。
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