1 場 所 鹿児島市吉野町花倉~上花倉上下線
2 危険度 3段階の「1」
3 状 況 市内方向からJR跨線橋を渡った花倉から上花倉間の約500mも上下一車線で非常に狭いです。写真でおわかりのとおり,この区間はふたのある側溝ではなく,1.5㎝から2㎝の隙間がある排水設備を設置してあります。メンテナンス用のメッシュ状のふたも約3mおきに設置してあります。ロードバイクのタイヤが排水設備のスリットに挟まってしまったら大変なことになります。
4 対 策 スリットにはまらないように注意し,車道寄りを走りましょう。渋滞で徐行している大型車を追い越すときには,自転車が車体とガードレールに挟まれないよう充分注意をはらいましょう。
通勤にママチャリを選んだあなた。特にウェアを買う必要はないと思います。ビジネスウェア=通勤着で十分です。スーツを着て通勤もおかしくありません。
サイクルショップでスポーツサイクルを買ったあなた。お店の中をみたらわかったと思いますが,サイクルウェアはとんでもなく高いです。通勤にしか使わないのであれば,無理してサイクルウェアを買う必要はありません。私の通勤ウェアは次のとおりです。
1 夏 上下ともユニクロで買った各1000円のドライ仕様の短パンと半袖シャツ。上下あわせて2000円です。でもスポーツサイクルのサドルは固いので,短パンの下にパッド付きのインナーパンツをはいています。インナーパンツの値段も2000円~1万円近くまでとピンキリです。高いからといって快適とは限りません。とりあえず異なるブランドのものを2~3枚買ってみて,次回買うときに快適性と値段で折り合いがつくものを買うことをすすめます。アウターの色は自動車にアピールする色(オレンジ,イエロー,レッドなど)にしましょう。派手なウェアを着る恥ずかしさよりも安全確保が第一です。
2 冬 パンツはパッド付きのタイツです。レッグウォーマー+膝丈のショーツまたはスパッツという選択肢もありますが,せいぜい1時間の通勤時間ですので,さほど寒暖の変化はないと思います。停車してレッグウォーマーを脱ぐのが面倒な人はタイツだけでよろしいでしょう。
トップには,これまたユニクロで買った長袖のドライ仕様のシャツを肌に直接着ています。その上には寒さにあわせて,ユニクロのトレーナーかフリースを重ね着します。これだけでは風がとおり寒いですので,一番上にはウィンドブレーカーを着て防寒対策をします。ウィンドブレーカーだけはサイクル専用がおすすめです。値段は普通の製品の2倍から3倍もしますが,サイクル専用ですので機能性は抜群です。これだけはけちったらいけません。色合いは目立つ色にしましょう。冬に忘れてならないのが耳の防寒対策です。真冬になると耳がちぎれそうな寒さがやってきます。そのためサイクルキャップという耳までおおえる帽子があります。いくつかデザインがありまして,鼻と口までおおってしまう極寒地仕様のものから耳だけをおおうタイプまであります。鹿児島では耳だけおおえば十分です。顔全体をおおってしまうマスク様のものは,怪しい人に思われるだけなので鹿児島には不向きです。
ペダルには大きく分けて2種類あります。一つは普通の靴でそのまま乗れる「ノーマルペダル」,もう一つは専用のシューズでないと乗れない「ビンディングペダル」と呼ばれるものです。ビンディングペダルはさらにロード用とMTB用の2種類に分かれています。ビンディングペダルは専用のシューズをペダルに固定する仕組みになっています。表面がフラットなので普通の靴では乗れません。足がペダルと一体化していますので,足を引き上げるときの力もペダルの回転に使える優れものといわれています。先日,ツールド南さつまに参加したとき,左膝に怪我をした参加者が右足だけでペダルをこいでゴールするのを見ました。いざとなったら片足だけでこぐこともできるのです。その反面,信号などで止まるたびにペダルからシューズをはずす動作が必要になります。なれないと立ったまま転倒する(業界では「立ちごけ」といいうそうです)可能性があります。
したがって,通勤に使用するだけならノーマルペダルがおすすめします。そのうち,休日に遠乗りを楽しみたくなったときにビンディングペダルと専用シューズを買うことにしたらいかがでしょう。
ちなみに私はノーマルペダルでスニーカーを履いてます。最近,トゥークリップなるものを手にいれましたが,その話は改めて。
どうしてこんな数字が記録されたのかとても不思議です。サイクルコンピューターの不具合でしょうけどね。
会場には子供服と婦人服がいっぱい。私には用事がないので結局何も買わず。
マリンポート開港2周年と銘打ったイベント。でも,まだ港は完成してません。桜島が見える手前には埋め立て用のクレーンが稼働中。マリンポートの目的は,桜島から排出される火山灰や土石と鹿児島市近郊の公共工事残土の処理に困り,それらで埋めて港を作るという一石二鳥をねらったものらしい。最近の公共事業削減で残土が減り,計画後桜島もおとなしくなってしまった。関係者にすれば,最近の桜島の活動再開は嬉しい兆候かもしれない。
マリンポートでは魚釣り禁止と聞いていたけど,このような柵があってはやはり釣りは無理だ。係員も定期的に見回りしていた。なにゆえ釣り禁止なのか関係者の話をききたいものだ。転落の危険があるのはわかる。ほかの港でも年に何度か岸壁から車が転落したニュースが報道される。でも,転落したからといって,転落防止用の柵が設置された話は聞かないし,管理責任を問う訴訟も聞いたことがない。ならば,釣りくらいさせていいじゃないか。第一,鉄パイプの柵では強度不足だ。車の転落防止のためであれば,車止めを今の2倍にすれば済むこと。庶民の税金を投入して金持ちが乗る客船が年に数回寄港する施設だけではもったいない。客船が寄港して工事の元手がペイできるのかねぇ。変に規制するより一般市民に公開する方がましだと思うけど。
マリンポートを後にし,甲突川河畔の秋の木市にもいった。11月15日までなので園芸に興味がある人は行かれたら目の保養になる。
木市で「さるなし」の苗を発見。私が幼い頃,秋になると山に取りに行ったものだ。キーウィフルーツの仲間で,見た目はそっくりだが,大きさはせいぜい3㎝程度。キーウィを初めて見たとき「なんだナシカズラ(「さるなし」の方言)の大きい版じゃないか」と思ったのでした。
というわけで本日のサイクリングはおしまい。