極端に道路の左端を走行する自動車がたまにいますよね。センターライン側を1m以上空けて左車輪は路側帯を走っている人です。
私の周囲にも同じ傾向の人がいますので理由を聞いてみました。すると「対向車が怖いから」と答えるのです。初心者ならともかく,運転歴20年を超える人にしてこの答え。思わず「ウーン」と唸ってしまいました。対向車がセンターラインを越えて突っ込んでくるとでも思っているのでしょうか。
対向車の運転技術を疑うわりに,この人の運転はとてもお粗末なのです。前方の見通しが利かない左カーブでも平気で左端を走ります。これはお粗末というより危険というほうが妥当でしょう。
あまりに左端を走るものだからこんなことがありました。
①縁石にぶつかったショックなのかホイールカバーがいつのまにか無くなっていました。
②縁石にタイヤが接触しパンクしてしまいました。修理に出したところ,ホイールまで歪んでいたのでタイヤをまるごと交換しました。
③工事用看板にドアミラーをぶつけて壊してしまいました。
こういう自動車が後ろから走ってくると思えばとても怖いです。逆走自転車は許しませんが,逆走する心理はわかるような気がします。
また,前方に左端を走っている自動車がいる場合があります。自動車が自転車よりも速い速度で走っているうちはいいのですが,渋滞し始めたらこちらが追い越そうにも追い越せないのです。ルームミラーもフェンダーミラーもきっと見ていません。
左端を走っている自動車の人,もっと車幅感覚を磨き,時々は左後方を確認しておくれー!君の後ろには困った顔の私が走っているぞ。