たけのこ山となんでもやってみるもん

「国道10号自転車通勤」,「奄美の自転車オヤジ」から3度目のタイトル変更です。主夫をしながら竹林整備を始めました。

エアコンの移設(その4 真空引きでガックリ)

2011年06月27日 | エアコンの移設

冷媒配管の接続が無事に終了し,いよいよ試運転といきたいが,その前に配管内の空気を抜く必要があります。冷媒ガスに空気が混じっていると冷房能力が落ちるのです。かつては冷媒を少量放出して空気を追い出すエアパージという方法が取られていたそうですが,地球温暖化防止のために今では奨められない方法です。


そこで購入したのがこの機械です。真空ポンプといいます。ケース付きで21380円でした。旧冷媒用と新冷媒(R401)用がありますが,違いは吸気ポート径だけのようです。どちらを選んでも変換用アダプターが付いていますので2台買う必要はないようです。


そしてこれも。真空ゲージといいます。プラケース付きで8930円でした。こちらも旧冷媒用と新冷媒(R401)用があります。新冷媒用の真空ポンプを買ったので新冷媒用のものを購入しました。そのほかに新冷媒用と旧冷媒(R22)用のチャージホースをそれぞれ1本ずつ(各1832円)購入しました。また前回紹介したトルクレンチは9340円です。
これで投資額は43404円にもなりました。エアコン着脱1回あたり20000円として,3回着脱すれば十分もとが取れる計算です。


いよいよ真空引きをします。付属していたポンプオイルを入れます。これでポンプの準備は完了です。


チャージホースを室外機のチャージバルブに接続しました。室外機のチャージホースは旧冷媒用です。チャージホースと真空ゲージ(写真に写っていませんね。これはしまったです)の間には変換用アダプターを付けて接続しました。


ある程度の真空引き後,リークの有無を調べます。ポンプを停めて,赤い針を黒い針と重ねて放置します。


約10分後の画像です。黒い針が動いています。ということは配管接続のどこかから空気が入ってきていることになります。不安は的中です。このまま冷媒ガスを充填するとガス抜けに至るのは目に見えています。
配管接続の鉄則「配管をそのまま再使用することはできません」を無視した結果です。エアコンはフレア加工された配管をネジ締めすることによって幾分変形させてバルブ部分に密着させます。いったん使用したフレアは再使用できません。
取れる対策は,フレアを再加工するか(フレア加工具が必要だが持っていない),フレア加工済みの新しい配管を購入するか(奄美では売っていない)の2つしかありません。いずれにしてもこれ以上の出費はしたくありません。
さて,どうする。その時,職場の同僚の一言を思い出しました。ただでなんとかできそうです(以下,つづく)。

 


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1 コメント

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Unknown (焼酎学生)
2011-06-28 04:21:16
エアコン移設作業は物心ともに大変ですね。僕には真似がとてもできません。
ご成功を祈ります。
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