年に一度の定期検診に行ってきた。
検査を受けるというのは、健康維持のためとはいえ、
大概の人は苦手ではないだろうか。
わたしの場合、とりあえず最初にするのは、
まな板の鯉になる覚悟である。
いや、鯉などとはおこがましい、まあ、ハゼぐらいか…W
ハゼの覚悟を固め、面倒な作業の検便検尿を取り、
当日飲まず食わずのハゼが、検査の一連の工程を
こなしてゆく…。
身長、体重、血圧、を測り、胸のレントゲン、
飲み物でもないバリウムを呑み、上下左右の
反転運動を強いられ、巨大な蚊の口のような
針に痩身の血液を試験管に3本も吸い取られてしまった。
結果は、後日郵送されてくることになっているが、その間も、
再検査の不安がチラリと脳裏を過って、何となく落ち着かないのだ。
まだまだ、まな板の上のハゼは終わらない…。