買わなければ絶対に当たらない年末ジャンボを
買うべく、売り場へ向かった。
さすが最終日とあって、並んでいる。
やがて2番目になり、すぐ前の人の声が聞こえる。
「連番30枚とバラを30枚ください」連番とバラ
半々のセオリー通りの買い方だ。
1枚300円なので、300×60枚で18000円。
資金豊富な人はいいなあ…と、うらやましがる当方は、
清貧暮らしの宝くじ資金3000円也と決まっているのだ。
やがてこちらの番になり、いつものように、本命前後賞
合わせて10億狙いの、連番3枚と、2・3等を含め
単発を狙う散弾銃のようなバラ7枚で計10枚である。
並んでいる列が後ろに続いているので、「れ、連番
3枚…」と、後ろに聞こえないように言うが、「エー!
何ですってー!」売り場のおばさんの大きな声。
このやり取りの繰り返しで、段々大きくならざるを
得なくなり、「連番3枚!バラ7枚!」最後は
ヤケクソのデカい声を発していたのだった…。W
当たりますように…。