W杯の、日本対ポーランド戦のラスト10分のパス回しが、物議をかもしている。
正直、自分の中では、それだけはやって欲しくなかった…というのが心情だったので、あれを見終わった瞬間、自分の心の中の熱いものが消えてゆくのがわかった。
というのも、あの瞬間に自分の中で、レッドカードが日本に出てしまったのである。
西野監督は、攻撃に出て、自力で点を取ろうとするリスクと、このまま終わらせ、セネガルが点を取れない他力本願リスクを天秤にかけ、他力本願を選択したのだ。
つまり、日本はもう点を取れないと判断したのである。
これは、過去にオリンピックで2勝しながら決勝トーナメントに進めなかったことや、ドーハの悲劇などのトラウマを背負ったリアリスト西野監督の判断なので、とやかく言うことではない。
それに、意外に触れられていないが、決勝トーナメントに進出するだけで、4億円以上の賞金が加算されるとなれば、モチベーションにつながるのは、当然だろう。
ともあれ、もう決勝トーナメント進出は決まったので、こちらもリアリスト応援団となって、引き続き日本の応援はするつもりだ。
ガンバレニッポン!