テストマッチとはいえ、オールジャパンが
世界ランク上位のコスタリカを3-1で撃破した。
わたしは、早々と“オールジャパン優勝!”と
高らかに優勝宣言をして、周りから冷ややかな眼差しの
の洗礼を受けている。
世界ランク47位、コンフェデレーションカップでの
ブラジル戦0-3の完敗、その前は0-4の惨敗で、
ラジルから1点も奪えていないのを考えると、
やむを得ないと言える。
しかし、それでもこちらは真面目そのものだ。オールジャパンの
ザック監督の手記「わたしの日本」全30を読んだが、
ザックもどんな相手に対しても、引いて守るだけのような
試合をやる気はさらさらないのだ。
日本が日本らしいサッカーをやれれば、どこにも
引けはとらないという揺るぎない自信を持っている。
それより何より嬉しいのは、主力の本田、香川、長友、
遠藤らが揃って「優勝を目指してる」と公言している
ことである。
以前は、やれベスト4目指すだの、ベスト16だのと
言っていたのだ。これは常々思っていることだが、
ベスト4を目指していたのでは、ベスト4どころかベスト16に
さえ入れないだろう。
優勝を目指してこそ、高嶺の花に触れることが
できるのである。
横綱を目指してこそ、大関、関脇になれるのだ。
彼らの目は真剣そのものだ、ブラジル戦の悔しさは
選手が一番感じているに違いない。
それに対して、我ら日本サポーターが先陣を切らずして
どうするというのだ。
Jリーグが出来て、もう21年目なのである。いつまでも
風下で満足している場合ではない、選手と同じ目線で
日本の優勝を信じようではないか。
今一度高らかに「オールジャパン優勝!」ーだ。