やっと梅雨が明け、それを待ってたかのように蝉が鳴きだした。夏が好きなわたしはその象徴とも
いえる蝉は大好きなのである。だからけっこう絵にしているし、俳句も詠んでいる。
閑かさや 岩に沁みいる 蝉の声
これはあまりにも有名な俳聖、松尾芭蕉の蝉を詠んだ句である。芭蕉の後で恐れ多いのだが…、不肖
ワタクシisseiの蝉の句はいかがなものかと、ちょっと探してみた。
恋蝉の 真夜の一山 眠らせず
数年前の暑い夏、熱帯夜が続いたとき、真夜中まで蝉が鳴いていて驚いたことがある。
海峡を 渦潮みんみん 鳴き合える
社員旅行で、四国の土佐へ行った時に、鳴門海峡の渦潮のドウ~という音とその音に負けじと
鳴いていたみんみん蝉の大合唱を詠ったものである。
木を鳴かす にいにい蝉の どこにいる
これは、なかなか姿を見せず、「ジーーーーーー」っと耳鳴りのように鳴いているにいにい蝉を
詠んでみた。
あお向ける うつぶせる地の 蝉しぐれ
やがて蝉が木から落ちて、死んで行くのだが、それは蝉しぐれが1つずつ落ちていく夏の果て
でもある。
蝉の四肢 空掻きて聴く レクイエム
先ほどの句と似たような句に思えるかもしれないが、これは落蝉となって死んで行く時、仲間の
声に送られながら生涯を終える様を詠んでみた。
このように蝉の死は、同時に夏の終わりを告げるものなので、しきりに鳴くこれからを心して
味わいたいと思うのだ。
いえる蝉は大好きなのである。だからけっこう絵にしているし、俳句も詠んでいる。
閑かさや 岩に沁みいる 蝉の声
これはあまりにも有名な俳聖、松尾芭蕉の蝉を詠んだ句である。芭蕉の後で恐れ多いのだが…、不肖
ワタクシisseiの蝉の句はいかがなものかと、ちょっと探してみた。
恋蝉の 真夜の一山 眠らせず
数年前の暑い夏、熱帯夜が続いたとき、真夜中まで蝉が鳴いていて驚いたことがある。
海峡を 渦潮みんみん 鳴き合える
社員旅行で、四国の土佐へ行った時に、鳴門海峡の渦潮のドウ~という音とその音に負けじと
鳴いていたみんみん蝉の大合唱を詠ったものである。
木を鳴かす にいにい蝉の どこにいる
これは、なかなか姿を見せず、「ジーーーーーー」っと耳鳴りのように鳴いているにいにい蝉を
詠んでみた。
あお向ける うつぶせる地の 蝉しぐれ
やがて蝉が木から落ちて、死んで行くのだが、それは蝉しぐれが1つずつ落ちていく夏の果て
でもある。
蝉の四肢 空掻きて聴く レクイエム
先ほどの句と似たような句に思えるかもしれないが、これは落蝉となって死んで行く時、仲間の
声に送られながら生涯を終える様を詠んでみた。
このように蝉の死は、同時に夏の終わりを告げるものなので、しきりに鳴くこれからを心して
味わいたいと思うのだ。