先日、のん兵衛の有志だけの忘年会をやったのだが、飲みすぎるなよと
自分に言い聞かせていたにもかかわらずやっぱり飲みすぎてしまった。
というのも、翌日は仕事だったし、その翌日は会社の忘年会なのである。
わたしはアルコール好きだが、それほど強くはないのだ。
当然セーブしなければならないところなのだが、このところの意地汚い
飲み方のせいでやってしまったのである。
そしていよいよ会社の忘年会に突入。「きょうこそはセーブするぞう」との
決意の元に、なんとか酩酊軟着陸に成功…。
やれやれだったのだが、自分がほどほどの酔い具合だと周りの酔い加減が
よく見えるもので、ああ…わたしも酔っ払うとああなってしまうのかと
反省させられてしまった。
よく酔っ払い具合を“○○上戸”というが、なるほど…こうして周りを見るだけでも
様々な上戸が出没していた。
仕事では、しかめっ面しか見せず短気で怒鳴り散らしてる人が、ニコニコと
ご機嫌で、人懐っこく気さくに話しかけている。「ああ根はこんな人なんだ…。」
と思っていると、「もっと仕事のときにあんな顔すればいいのに」とパートの
人たちのささやき…。
さらには仕事のときはひたすら真面目一方の人がパートの人たちに抱きついたり
迫ったりと豹変して「dosukebe!]などとあからさまになじられていたり…と
様々な変貌ぶりを見せていた。
わたしは酔っ払うととにかく嬉しくなってきて、人生がバラ色に思え、周りの
全ての人が親友に思えてくるのである。こうしてみると明らかに幻覚を
見ているわけで、しらふの人から見るとちょっと異様に映るのではないか…と
今回考えさせられてしまった。
日頃から「酔っ払ったほうがいい」というありがたいようなありがたくない
ような事を言われているのだが、ということは普段はつまらんヤツということに
ほかならないではないか。
あ~あ日頃はつまらんヤツか…と少々へこんでしまうが、まあがんばって
何とか常に自分の持っているいい輝きを発揮したいものだと、改めて
思うのだった。
と…反省しつつもまた性懲りもなくやってしまうんだろうなあ…。やっぱり