よく行くスーパーの女店員さんを最近見なくなった。
多分辞めたのであろう。
私はその女店員さんの密かなるファンだったのである。
接客の真摯な姿を見て、知らず知らずのうちに彼女のレジに
並ぶようになっていたのだ。
よくはわからないが、女店員さんは何交代かでの勤務なのだろう。
時間帯によって同じ人を見たり見なかったりするからだ。
しかし、ここ数ヶ月彼女をまったく見ていない。
いつの間にか出会っていて、ふ…と目にとまり、
彼女のレジに並ぶようになった。
それはほんの一瞬の心地よさかも知れないのだが、そのスーパーでの
私のささやかな幸せ感なのである。まあ…一陣の涼風なのだ。
おそらく、それは私の人生にとってとるに足らないことなのかも
知れないのだが、このスーパーでは得がたい癒し感なのである。
こんな積み重ねが人生にうるおいをもたらしてくれるに違いない。
そのうるおいの一つを失ったのだ…。
「点と線」という松本清張の名作小説があるが、人は初めみんな
点・点と個人々はなれた存在だが、ちょっとしたきっかけでそれが
つながって線になる。しかしその線もまた離れて点にもどる。
人とのつながりはこれの繰り返しに違いない。
今回は私が一方的につないだか細い線ではあるが、それが無くなると
やはり一抹のさびしさを感じてしまう。
出会いと別れ、人生は大なり小なりこの波間を漂うことになる。
買い物を終えてスーパーを後にしつつ、こんな思いがしんみりと
頭をよぎった…。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_zzz.gif)
多分辞めたのであろう。
私はその女店員さんの密かなるファンだったのである。
接客の真摯な姿を見て、知らず知らずのうちに彼女のレジに
並ぶようになっていたのだ。
よくはわからないが、女店員さんは何交代かでの勤務なのだろう。
時間帯によって同じ人を見たり見なかったりするからだ。
しかし、ここ数ヶ月彼女をまったく見ていない。
いつの間にか出会っていて、ふ…と目にとまり、
彼女のレジに並ぶようになった。
それはほんの一瞬の心地よさかも知れないのだが、そのスーパーでの
私のささやかな幸せ感なのである。まあ…一陣の涼風なのだ。
おそらく、それは私の人生にとってとるに足らないことなのかも
知れないのだが、このスーパーでは得がたい癒し感なのである。
こんな積み重ねが人生にうるおいをもたらしてくれるに違いない。
そのうるおいの一つを失ったのだ…。
「点と線」という松本清張の名作小説があるが、人は初めみんな
点・点と個人々はなれた存在だが、ちょっとしたきっかけでそれが
つながって線になる。しかしその線もまた離れて点にもどる。
人とのつながりはこれの繰り返しに違いない。
今回は私が一方的につないだか細い線ではあるが、それが無くなると
やはり一抹のさびしさを感じてしまう。
出会いと別れ、人生は大なり小なりこの波間を漂うことになる。
買い物を終えてスーパーを後にしつつ、こんな思いがしんみりと
頭をよぎった…。
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