つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

額の中のいのち

2006-04-25 05:01:57 | 絵・まんが
四月二十二(土)~二十三(日)「はいまん彩」の個展が始まったので十時~六時までギャラリーに詰めていた。ギャラリーでやるのは初めてなのだが、さすがギャラリーは違うなと思わせるのは、我が拙作がスポットライトを浴びて傑作のように見えるのである。画友のM氏が言うには、「絵は時々展示してやらないとくすんでしまうよ」と言うのである。つまり絵は生きていて、展示してやると生き生きすると言うのだ。なるほど、こうして見てみると我が絵も輝いているではないか。
よく夜中誰も居なくなった部屋で人形達が動き出し、歌ったり踊ったりするというおとぎ話があるが、なんとなく信じられるような気がしてきた。もしや…我が額の中の絵達も、夜中になると魚は跳ねだし鳥は飛び回り昆虫は鳴き始めるのでは…おお~そんな想像が頭を巡り、夜中ふいにドアを開けたら額に戻りきれなかった魚や鳥・昆虫達がパニック状態におちいるかも…などと思ってニンマリしてみるのだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする