プレミア１２とかいう、アマレベルの野球で金儲け？

優勝決定戦と銘打って、戦いの場を日本に移しての準決勝、韓国戦にジャパン選抜は逆転で負けた。どうやら韓国は鬼門のようだ。

この大会、誰が言い出したのか知らないが日本のリーグ戦から日本シリーズまで全てが終了した後の金儲けのために開いたという感は否めない。かわいそうな選手たちってとこかな。

アメリカなんかは２軍選手ばかり、その他の国の事情は知らないけれどどうせ同じようなものだろう。どう見たって国家の誇りを胸に、なんて気概は感じられなかった。

どうも、こんなところにも「読売」が絡んでいるようで「読売ジャイアンツ」ファンとして、賭博問題とともに恥ずかしい気持ちに苛まれる。

「読売が」というのは、決勝シリーズの３戦がドームで開催されるということから推測される。結局、読売関連の東京ドームだけが儲かるという図式。

野球国の選手を金儲けの出汁にして、読売関連事業が儲ける。賭博３選手とあまり違わないと思うがなぁ。片や何万円で永久追放、此方は何億円でホクホク顔。日本が買っていればもっと儲かったはず。

プロ野球もまた興行だから致し方ないのかも知らないが、なんか野球の知らない偉いさんのところで何もかもが決められているようで、野球ファンとしては純粋に楽しめなくなった。

罪深い巨人原の長期政権

巨人の賭博問題は、世間の目には３選手の首切りでチョンと幕引きを図ったとしか写っていない。選手に本来の野球に夢を抱かせなかった現場の首脳陣に責任があるはずだ。

現場の首脳陣、主は監督の原だ。なかなか２軍から引き上げてくれない選手たちは夢を野球から享楽へと移していったようなもの。長期政権では先が読めているからだ。

若手に活躍する場がない。どこかのポジションに弱点があっても、それを補うのは外人かそれともＦＡなのだ。これではいつまでたっても若手に活躍する場はない。

下手な外人選手と峠を越したＦＡ選手。その場限りの補強でその年だけ優勝が狙えればあとはどうでも良いといったチーム作りでは若手は行先が嫌になる。

あ～、また原が監督か。今年も使ってもらえないなあ。というため息が毎年聞こえてきたような気がする。主軸にバントさせて、ようやく勝ったのは「俺の作戦勝ち」みたいな顔をする。

選手のプライドをズタズタにした監督がな「名監督」と囃されることに我慢がならない。強かったのは選手の力が優っていたからで、原が凄腕だった訳ではない。

選手のプライドをズタズタにした挙句はチーム力までズタズタにしての辞任劇。噂に登った次期監督候補は皆「ごめん」と後釜に乗らない。当たり前でしょ。

そうなると、無理やり監督に据えられた高橋由伸はカスを掴まされたとしか言いようがない。期待するのは「腹がやめてくれた～」って内心喜んでいる若手の張り切り。

来年、優勝に絡む勢いのある巨人を見ることができれば、それこそ高橋新監督の技量だと思う。新しい監督のもとで新しいスターの芽を育ててもらいたい。当然生え抜きですよ～！

巨人の賭博３選手は“トカゲの尻尾”やないやろな！

もったいない話ですが、この３選手は博打で人生を棒に振ってしまった。世に言う「飲む、打つ、買う」の「打つ」が野球選手には最も重い罪ということなのだ。

で、巨人にはかねてから選手間の賭け事が流行っていたらしい。と、さも巨人の選手だけが博徒のように囁かれているが、これは表面的なものと思える。

実態は全球団に及ぶはずだ。ずっと昔から、選手間の賭け麻雀は半ば公になっていたし、競馬や競輪は今も当たり前だし賭けゴルフは監督以下全選手に当然のごとく万延している。

賭ける行為そのものを禁止することは困難なことだと思う。「飲むな」「買うな」というのも結局は同じことのように思える。金と女と酒はつきものなのだから。

そうは言っても、これらの行為を放置することはプロ野球の選手を夢見る青少年に与える影響は計り知れない。更生してプロ野球選手になった若者もいる。

プロ野球選手になって人間性を磨いた若者もいる。今回の３選手が「トカゲの尻尾きり」でないことを祈りたいが、巨人はどうやらこれで幕引きを図りたいようで、きな臭さは残る。

「酒や女なら金で解決できる」といった思い上がった考えが球界にあるのではないか。これは球団幹部、大人が襟を正していないからだと思う。選手たちは若いのだから、社会人としての教育は球団の仕事だ。

そうか、坂本は期待しなければ働くのか？

巨人ファンは大きな間違いを犯してきたのかも知れない。余りにも坂本を過大評価しすぎていた。坂本は期待しなければ良いのだ。期待は裏切りの始まりというからなぁ。

いままで期待しただけの失望を得た。こんな選手も珍しい。「オレが坂本を育てたんだ」と前監督は言いたいのだろうが、それだけ失望感もファンには与えてきた。

坂本は期待してはいけないのだ。恥かしがり屋なんだ。期待される中で活躍するなんて恥ずかしくってできない。同じ年の田中や前田のような力強いパフォーマンスは無理なんだよ。

だから、ボクに期待しないで。期待しない打順に置いてもらったらちょっとだけ恥ずかしいけど頑張ってみるよ。ときどきホームランも打てるし、まだまだ走れるよ。

韓国戦で２番に起用されて坂本は活躍した。この子は期待されるより、知らん顔をされた方が良いみたい。こういう日本を代表する選手が集まったところでは、伸び伸びプレーができるようだ。

中心選手という位置が似合わないと思う。ジャパンの３、４、５、６、７番を見てください。体つきが違う。故障がなければ、この中に柳田加わるのだ。坂本の線は細い。

かねてから指摘するように、坂本が巨人の３番というところに巨人の弱さがある。坂本を好不調に関わらず、６番か７番にした打線を組めば、坂本はときどき働く。

阿部と村田の貴方法を間違え、さらには坂本も間違えた前監督・原の後を受けた高橋新監督は、そこのところを間違えなければ、来年もまたそこそこに戦えると思う。

まずは阿部と村田のプライドを取り戻してやれば、打線の復活が可能だ。ここ２年でこびりついた垢をさっぱりと流してもう一度やらしてみることだな。

韓国に負けたらアカンやろ。侍J

韓国は強敵だが、一応世界ランク１位の侍ジャパンとしては負けるわけにはいかないだろう。しかし、どうもチームのまとまりが感じられない。選抜した選手に問題があるのか。

全球団から選抜するという小久保監督の気遣いが選手たちに浸透していないのかも知れない。選抜された選手たちは日本の代表だという誇りをもって立ち向かってもらいたい。

だから、投手が打たれても打ち返すだけだ。巨人の誰かのような気の抜けた「見逃し三振」は他の選手のやる気を削ぐ。意表をつかれて「見逃し三振」なら、せめて悔しがれ。

リーダーとしての松田がひとり気を吐いて、先頭に立って戦う姿を見せている。若い選手は、その姿に同調して皆が同じ方向を見なければ、強敵韓国に後れを取ってしまうかも知れない。

予選とは言え、初戦の韓国を倒して、一丸となって戦わなければ日本のプロ野球の人気はますます降下する。戦う姿勢を前面に出す選手を優先して起用し、熱い戦いを見せて貰いたいものだ。