巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

大田の特大被弾でG再開記録挑戦逆メイクドラマ。

2017-06-11 | プロ野球
疑問は結果に表れる。無能の編成首脳と無策の現場首脳が無茶な補強とトレードで「一新」を計ったことで球団新記録となる13連敗という不名誉を晒した。

その代表的な愚行は「なかなか本性を表さない大田泰示」のトレードによる放出であろう。得たものと捨てたものの差は、今の巨人の打線ではどれだけ痛いか。

大田が覚醒しなかったのは前監督原にその原因がある。というより、見る眼の無さによる。かつて長嶋1年目監督の年、信念で新浦投手を次ののエースに育てた。

どんなに結果が出なくても(確か1勝11敗とかだったはず)、どんなにファンのブーイングが沸きあがろうとも度々マウンドに上げた。

選手の能力を見る眼、眼力がなければできない相談だが、一旦「こいつはできる」と感じたら迷わない頑固さで育成するのだ。そこには自分の進退も賭けているから選手も命懸けである。

その筆頭が王であろう。一本足打法を生むまでの努力は並大抵のものではなかったろうが、川上監督は「三振王」とファンの罵声を浴びせられる王を使い続けた。

松井も同じ事が言える。松井の素質は誰もが認めるところであったが、長嶋は敢えて機が熟すまで出場させなかった。ドラマ作りを知っているのである。

王にしろ松井にしろ、その後の活躍はご存知のとおりである。もし、大田が原ではなく長嶋のもとで入団してきていたらどうであっただろうかと悔やんでならない。

大田を放出して岡本を残した。同じホームランバッターではあるが、さてどちらが覚醒する可能性が高かっただろうか。見返りの吉川投手の実力を知ってのトレードだったにだろうか。

その大田にいきなり特大の一発をかまされ、昨夜の連敗阻止で酔いシビれている無策ベンチを震撼とさせた。相手エラーで逆転したものの今の巨人はそこまで。

またもや小林のヘボボリードのチョンボに迷わされたマシソンの失投でまたもや新たな連敗ロードに足を踏み入れた。あの高め釣り玉要求は危険極まりない。

田口を降板させたリードといい、逆転打中田に打たれたリードといい、小林のここぞという時のリードは謎だらけだ。「それを使い続けるのが育成だよ」ってか?