巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

快投乱舞で完封、我らが「小さな大投手」田口くん。

2017-06-18 | プロ野球
巨人、若い力の筆頭左腕田口、今シーズン2度目の完封劇です。こうなったらエース菅野に追いつけ追い越せ。って、まちょっとおこがましいけれど夢でもない。

今はまだ2番手の投手としての位置づけのようですが、ローテーションの頭を任せることのできる投手に育ったことは確かだ。何しろ面構えが若々しい「小さな大投手」ではある。

やんちゃな少年が、おっさん達がドタドタと走るプロの世界でそのおっさん達を類まれなる魔球で手玉に取るストーリーには知らず知らずと右手を上げて感激してしまう。

日焼けした真っ黒な童顔と負けん気の強そうなやんちゃ顔に人一倍鍛錬してきた様子がはっきりと伺える。だからこそ、野球の神様は田口に「勝利」という褒美を与えるのだ。

味方のドタドタおっさん達が、若き田口の快投に触発されて打ちまくり、逆転の隙を見せない戦いになった。これこそがファンが望む展開なのだ。

2つ続けて勝った。あと11こ続けて勝てば13こ負けた分を取り戻せる。なんてことはない。たった11こ続けて勝てば良いだけだ。トカゲの尻尾も切れたことだし。

真の巨人ファンには、そんなことが実現すればするで悩みが増すかも知れない。読売ではきっと「尻尾だけで良かった」と本当のワルがほくそえむだろうから。

本当のワルも心を入れ替えて「金は出すが口を挟まない」姿勢を貫くというのであれば考えないでもないが、勝ち続けてまたもや頭をもたげてくることが困る。

いっそ、負け続けて読売の膿を出し切ることができれば良かったのではないかと思わないこともない。しかし、この2試合の勝ちを見て「このまま行け!」って思わないファンもいないだろう。

巨人を当たり前の強い巨人にしてもらいたい。生え抜きのヒーローが活躍する巨人を見たい。その前触れが「我らの小さな大投手・田口くん」かもしれない。