巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

純真の野球バカを本当の馬鹿者にした読売のバカ者

2016-02-06 | プロ野球
昨日の続き。
清原を本物の馬鹿者にしたのは読売・巨人の金と裏切り。純朴少年に復讐心を抱かせた。

18歳の野球の天才少年は、その実績を背にして真っ直ぐ憧れの巨人を見据えていた。世間の誰もがドラフト会議ではこの少年を巨人は1位指名すると確信していた。

ただ一つの心配は、複数球団が1位指名して「抽選」という馬鹿げた人身売買のような仕組みに身を委ねるのではないかということだけだった。

しかし、世間の耳目が「あっ?」と驚愕したのは巨人の1位指名が高校のチームメイト、共に甲子園を沸かしてきたとはいえ、予想もしなかった「投手・桑田」

桑田もまた巨人が志望だったのだろうが、清原を意識してか、大学進学を公言し、実際に早大進学を決めていた。進学を決めていた桑田を指名した巨人に胡散臭は残る。

野球しか能のない清原に、この巨人の仕打ちはどんなに酷かったか計り知れない。結局西武に入団した清原は「憎い巨人を見返すこと」だけの野球人生になってしまったのだ。

そして、その晩年、堂々と巨人に乗り込むことになる。覚せい剤は、多分その頃に覚えたと思われる。巨人時代の清原は白くなったもみあげを伸ばし出した。まだ30歳代でそれはおかしい。

大金が狂わせたのかも知れないが、常に清原の心の奥底には「巨人憎し、裏切り者桑田」の怨念の火が燃え盛っていた。豪快に酒を飲み遊ぶことで己の心を静めていたのかもしれない。哀れである。

巨人と西武の日本シリーズ。日本一を目前にした一塁手清原少年の目から涙がこぼれる。そんな純な少年の目をテレビカメラが捉える。観戦の誰もが清原の心の叫びを知った瞬間だったと思う。

どんなに純粋な少年であっても、どんなに偉大な打者であっても、犯罪に手を染めてはいけない。野球以外の知識のない野球バカ人生。その元凶は18歳のあのドラフト、巨人の裏切りにあったのではないだろうか。