藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

通学路の安全確保

2012年05月01日 | インポート


先月23日に京都府亀岡市で、軽自動車が登校中の児童と保護者の列に突っ込み3人が死亡、7人が重軽傷を負った。あまりにも悲惨な事故であった。その4日後には、千葉県館山市で通学途中の児童を襲った同様の事故が起きた。警察庁の統計によれば、登下校中の交通事故で死傷した全国の児童数は、昨年一年間で2485人に上るという。これでも過去5年間のうち最も少ない数とのこと。

児童・生徒を交通事故から守るためには、ガードレールや歩道の設置といったハード面と、若年運転者や、高齢者などの運転免許の基準や、集団登校の在り方などを含めたソフト面での対策も重要だ。1995年に通学路安全点検調査を全国で実施し、改善の指摘は全国18万カ所に上ったという。その大半に歩道設置や拡幅、ガードレールなどの安全対策が施された。それから17年経った今、もう一度、通学路総点検を実施してハード面・ソフト面の両面に対して安全対策を講じるべきだ。

今日も登校時の児童見守りで歩道交差点に立ち子どもたちを見送った。しかし、赤信号で突っ込んでくる車や、徐行しないで右左折してくる車が後を絶たない。地域ごとに総点検をして、通学路の安全確保を急がなければならないと思う。

最新の画像もっと見る