17万都市の苫小牧市には美術館が無い。議員になってから何度も議会で質問しているが、実現する会が発足され、苫小牧にも美術館を設置していきたいという機運が盛り上がってきました。美術館は見る人に感動を与え、多くの人の人生をより豊かにする場所だと思う。
青森県立美術館館長の鷹山ひばり氏は「美術館の歴史をひもとくと、ヨーロッパ、とくにフランスなどの美術館は、「それまで王侯貴族が独占的に楽しんでいた美術品を、市民革命で市民の手に取り戻した場」としての意義を持っている。ヨーロッパの美術館に、入館料無料のところが多いのも、そのためだ。「文化は市民のものなのだから、市民がいつでも自由に楽しめるようにしておくべきだ」という考えが、その根底にはある」と述べている(月刊誌潮より)
文化の力は、人の心を変えることができ、人の生き方を変え、人を絶望の淵から救うこともできる。文化・芸術に身近に触れることができる美術館は、そうした感動を市民に提供できる唯一の場所であります。美術館設置に向けて、これからも訴え続けてまいりたいと思います。
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