児童虐待防止法の施行されて今年で10年になる。これまで2度の改正もあり、児童相談所の権限強化によって早期発見に向けた体制は整備されてきた。しかし今年上半期の被害児童数は187人にのぼり、18人も亡くなっている。目を覆いたくなる事件が続いている。3歳と1歳の姉弟が水も食べ物もない中、1か月も放置されて死亡していた事件。縛られて洗濯機の中に入れられていた事件。箱に閉じ込められて窒息死した事件。次から次へとおきる児童虐待に歯止めはかからないのか。事件のほとんどは通報がされていたという。
子どもの叫びを受け止める地域社会を構築する必要があるのではないか。虐待を見抜き、迅速に対応する専門家の育成も必要だと思う。大人は傍観者になってはいけないと思う。社会が一体となって、児童虐待に対して敏感になっていかなければならないと思う。苫小牧には児童相談所がないという課題もある。
昨日・今日と葬儀がありました。家族の別れほど辛いものはありません。葬儀に参列する度に、そのことをつくづく実感します。家族と共に、今を大切に生きることが大事だと感じました。
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