愚ダメ記、真誤付き、思い津記

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ミノムシ退治

2021-09-13 | 日記

朝、たまりかねてミノムシ退治を決行した。金木犀にやけに枯葉が目立つな?と思ったのは8月初め頃だったか。その頃は、朝陽が良く当たる側の上の方だったこともあって、多分葉が日焼けしたのか?と思っていた。8月の終わりころになって、その枯葉部分が少しずつ広がって行くことに気付き、不審に思って注意を払うようになった。

 その頃からミノムシが所々にぶら下がっていることは気付いていたが、一度に目に入るのは数匹程度なので、まさかミノムシが枯葉の原因とは考えていなかった。9月に入って、金木犀の枯葉部分は片側ほぼ全面に広がり、木のてっぺんの辺りは葉が無くなって裸の枝が目立つようになった。

 そこまで来てようやく、何か虫が付いているのかと考えるようになり、丁寧に枝や葉を探していくと思っていたよりも多くのミノムシがぶら下がっていることが分かった。今朝、ゴミ出しの帰りにふと目にした枝や葉に鈴なりになっているミノムシを見て、これはもう手で一つ一つ採って駆除するしかないと覚悟を決めた。一つ一つ数えながら採って行くと、結局、400匹を上回るミノムシが付いていた。

 2つ3つくらいのミノムシは、何となく風情を感じてとても駆除する気にはならないが、さすがに400匹を超えるミノムシに取り付かれてはたまらない。このまま1カ月も置けば、金木犀の半分以上の葉が食い散らされて枯れてしまう所だ。今年の夏に突然なぜそんなに多くが発生したのか分からないが、今までは風物詩の一つのように捉えていたミノムシが、何だか完全に「害虫」という範疇に定着してしまったように思えて来た。